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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

デジタルとはマインドなのだなあと感じ入りました

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ITに強いビジネスライターの森川ミユキです。

デジタルってマインドなんだなあと昨日の取材で知りました。

あまり詳しく書くと特定されるので、かなり解像度を落として(笑)書きます。

ある会社であるものの利用料金を抑えるために、使用量を見える化する装置を導入しました。使用量が一定量を超えそうになるとアラームが鳴り、その音を聞いた従業員が手で機械を停めるというルールにしたのです。

基本料金がピーク時の使用量で決まるという料金体系なので(といえば何のことかわかる人が多いでしょうけど)、一定量を超えなければ基本料金が抑えられるという考え方です。

しかし「見える化」と言いつつ、極めてアナログなしくみですよね。案の定、従業員が忙しくてアラームを聞いてもなかなか機械を停められません。結局利用料金の節約には至りませんでした。

何でこんなしくみにしたのかというと、お金があまりなかったからとのこと。

「何とかならないか? でもそもそもお金がないので、これ以上対策費は出せないんだけど」という無茶苦茶な相談を受けた我が取材相手は、まず現行のしくみを調べました。

アラートを発している装置に出力端子があれば、コンピューター等に接続して何らかの制御が可能になるからです。しかしありませんでした。

そこで考えたのが、音を出しているのだから音を拾えばいいという、一見アナログなアイデアでした。そして、そういう機械もあるだろうと、拾った音をデジタルデータに変換する集音器を見つけ出し、自動制御に成功したのです。

取材相手の人件費等を除けば、数千円の集音器と簡単なプログラムで解決してしまいました。対策費は出ませんでしたが、浮いた利用料金を折半するという成功報酬型の契約で、取材相手には数百万円の利益が出ました。めでたし。

普通の「デジタル人材」なら、出力端子がない時点であきらめそうですが、真の「デジタル人材」は、そこを音を拾うなんてとんちのような発想でデジタル化していまいます。

不具合があると電球が光る装置で、似たような事例を知っています。できる人たちにとっては、ありふれた話かもしれません。しかし、デジタルとはマインドなのだなあと、私のような元文系エンジニアは感じ入ってしまうのでありました。

 

 

【編集後記】←って、メルマガか?

最近、ChatGPTが書いたと思われないように、ヘタウマな文章を目指しています。ただし、お仕事の成果物は、あたかもChatGPTが書いたような流ちょうな文章にしますので、ご安心ください。だからと言って、ChatGPTに書かせたなと疑うことのないようお願いいたします。本当にやっていません。無実です。


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