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「視察」という名の慰安旅行をやめる提案

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こんな記事を見つけました。

シリコンバレーに「視察」と称して観光旅行に行く昭和なオジサンたちに告ぐ ブロックチェーン革命は荒涼たる「陸の孤島」の秘密基地で着々準備されている(Market Hack)

タイトルからして辛辣ですが、日本の視察旅行が大好きな議員さんたちが読むと、もっとお腹が痛くなるような記事です。

日本のサラリーマンは「視察」と称したご褒美旅行でシリコンバレーに来ます。そしてFacebookの本社の前の看板のところで記念撮影し、サンフランシスコのブルーボトル・コーヒーを味わい、大満足して帰国するわけです。

この「視察」という言葉が、なかなかのくせモノで、明確なアウトプットが定義されていないことが多く、また視察される側のメリットはまったく考えられていないことが多いわけですね。先日書いた「情報交換しましょう」と言ってくる人たちと同様の香りが漂っています。

別に、シリコンバレーに、慰安旅行、あるいはご褒美旅行に行くのはいいと思います。Facebookの看板の前で記念写真を撮るのもいいでしょうし、ブルーボトルコーヒーを味わうのも勝手です。ただ、そこでアポイントメントを取った相手が、迷惑に思わなければいいのですが、というところですよね。

視察旅行は、シリコンバレーに限った話ではありません、国内でも、例えば農業のIT化が進んでいるところに、アポイントメントを取って「視察」する。蓋を開けてみると、さまざまなノウハウがパクられているだけだったり。これでは、バカバカしくて、今後のアポイントメントには対応したくなくなるのは当然です。

「視察」という曖昧な言葉に隠れているものを見つけ出し、整理したうえで、何の目的で行くのかを明確にして、アポイントメントをとる相手に何を提供できるのか。せっかくお金を使って行くのですから、それくらい考えるべきだと思う今日この頃です。

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