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ゴダイゴのタケカワユキヒデさんが語る、セカンドライフを楽しむための五つの法則

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最近、日本元気シニア総研という団体の活動に関わっていることもあり、
個人的にシニア関連の情報への興味が高まってきています。
それで、昨日は朝日新聞社広告局が主催する
「アクティブシニアの生き方セミナー」というイベントに参加してきました。

最初の講師は、作曲家でゴダイゴのボーカル担当のタケカワユキヒデさんで、
「セカンドライフの生き方指南~大事な五つの法則」というテーマでお話をされました。

話し言葉をそのまま書いたようなプレゼン資料を使い、
会場とやりとりしながら、わかりやすく話を進めていくところは、
さすがエンターテイナーという感じでした。

タケカワさんが話された五つの法則と秘訣を簡単にまとめておきます。

1.毎日を楽しむ
自分の中のお祭りの時間を増やして、
ハレの時間を作って心から楽しむ。

2.ちょっとした目標を持つ
一歩踏み出せば容易に手に入れられる夢を、
ゆっくり考えながら楽しむ。
あまり急いで実現させようとせず、計画を楽しむ。

3.自分に自信を持つ
今までの自分のいいところを見つける。
人生を楽しんだら勝ち。失敗を引きずる必要はない。

4.好きなことを持つ
趣味を大事にして、自分の好きなことを見つけよう。
子供の頃に遊んでいたことをやってみる。

5.愛する人たちを持つ
自分のためだけではなく、誰かのために生きる充実感を大切に。

全体としては、日本人は真面目で、
明日のため、立派な大人になるために、
自分の楽しみは我慢して努力し、
家族や会社のために仕事をがんばるという
メンタリティで生きている人が多いけど、
セカンドライフでは、もっと今を大事にして、
自分のために、生活を楽しもうという話でした。

とても共感できる内容で、
ぼくが自分史活用をテーマにした講座やセミナーで
話している内容と通じるところがけっこうありました。

例えば、自分史をまとめて過去を振り返ることで、
自分はこれだけいろいろたくさんのことを経験し、
達成してきたんだとわかると、
自分に自信が持てるようになるということや、
自分が好きなこと、本当にやりたいことを見つけるには、
自分の子供時代のことを思い出すといいということです。

タケカワさんが最後のほうで話した、
自分の経験を信じよう、
自分の人生を素晴らしかったものとして
受け入れようというメッセージも
心に残りました。
いいお話が聞けてよかったです。

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