海外の日系社会との連携による情報発信

昨日、日本の中小企業が海外進出するためには、
実際に海外でビジネスをしてきた経験があり、
現地のことをよく知っている人からサポートが得られることが重要であり、
世界の中で日本の発言力を高めていくためには、
日本のいいモノ、いい文化を世界に広めて、もっと情報発信していくことが
世界の中での日本の存在感を高めていくためには大事だと書きましたが、
近い趣旨の記事がありました。

国力が弱まった今こそ情報発信力を高めよ 日系社会との連携が1つのポイント

海外の日系メディアが集まる海外日系新聞放送協会で、
フォーリン・プレス・センター理事長の赤阪清孝氏が講演して
今こそ日系社会と連携して、日本のよさを世界に発信すべきだと語ったそうです。

これは本当にその通りだと思います。
僕も、ロサンゼルスに住んでいたときに、
現地の日本人や日系人の方々と交流する機会があって、
みなさん日本のために何かしたいという気持ちを持ってらっしゃいましたが、
なかなかそういう気持ちを活かしきれてないように思っていました。

一人一人はそういう気持ちを持っていても、
中国人や韓国人に比べると団結力が弱く、日本社会との連携も弱いようで、、
中国系社会や韓国系社会にパワー負けしていました。

もっと国として、海外の日本人、日系人たちとの連携を深めて、
彼らの力を活かしていくことを考えてほしいですね。

例えば、僕はロサンゼルスにいたときに
Japan Film Festivalという日本映画の映画祭をやってましたが、
この映画祭は、アメリカ人やアメリカに住んでいる人たちに、
映画を通じて日本文化に興味を持ってもらうことを目的の一つにしていました。

このような日本映画の映画祭を、世界各地の日系社会と協力しながら
国が支援する形で世界中でやれたら面白いのではないかと、
かなり前から思っています。

隣国と争うようなことではなく、日本の情報を効果的に発信して、
世界の国々との交流を深め、日本の発言力をあげていけるような視点を持った
政治家に出てきてほしいものです。