ソーシャルメディアの時代でも、大事なのは「本物」であること
昨日は、元ツカサグループ代表で、
現在は会津に昭和30年代村をつくろうとしている
川又三智彦さんが主宰する会津村塾の勉強会に参加してきました。
SNSの活用がメインのテーマでしたが、
川又さんの話の主旨を簡単にまとめてみます。
川又さんは、ウィークリーマンションやワンワンオフィスなどの
新市場をつくってきた方ですが、
その際に、自分自身でCMに出て
「♪さんのよんよんまるまるわんわんわん ツカサ~のウィークリーマンション♪」
のわかりやすいメロディーでアピールしたり、
タクシー・フリーペーパーやFAXBOX、ツカサネット新聞など
不動産業であるにもかかわらず、自分の会社でメディアを持ち、
ネットのアドレスの「222.co.jp」をCMで宣伝するなど、
ユニークなアイデアを使ってプロモーションをして、成果をあげていました。
企業ネットのアドレスの認知度調査で、
一時はアコム、トヨタ、プロミスに続き4位で
費用対効果では1位だったそうです。
アイデア、発想次第で、小さな予算でも大きな効果があげられるわけです。
そして、今はSNSをうまく利用すれば、
会社ではなくても、一個人が同様のことをできる
「新個人主義」の時代になったということです。
その際に重要なのは、「本物」であること。
個人で簡単に情報が発信できて、情報があふれる時代の中で、
生き残れるのは「本物」だけだということですね。
川又さんの話は、その通りだと思います。
例えば、最近はセルフブランディングで、
名刺の住所の見栄えをよくするために、
都内のいい場所にレンタルオフィスを借りましょうとか、
とにかくTwitterのフォロワーを増やしましょうとかいう、
にわかコンサルタントみたいな人がよくいますが、
見栄えだけよくして、一時期はうまくいったとしても
すぐに化けの皮がはがれてしまいます。
やはり重要なのは、
本当にお客様のためになる製品やサービスを提供すること、
お客様の役にたてるスキルを持っていること、
つまり「本物」であることだと思います。
ささいなノウハウやテクニックに頼らず、
まずは、自分のやっていることが「本物」かどうか、
まだ本物といえないのであれば、
どうすれば本物になるのかを考えて、行動していきたいですね。