8月7日の「自分史の日」に、『自分史作成キット』出版記念イベントを開催しました
昨日、8月7日の「自分史の日」に、一般社団法人自分史活用推進協議会の主催で、『自分史作成キット』出版記念イベント“自分史で日本を元気に!”を開催しました。私自身がしゃべるコーナーでは、出版社の方の呼び入れを忘れたり、ロンドン五輪をロサンゼルス五輪と言い間違えたりと、ミスを連発してグダグダでしたが(苦笑)、全体としてはいいイベントになったのではないかと思います。
特にゲストとして個性的な方々に来ていただいて、それぞれのお話もユニークで面白かったです。私自身は主にパソコンやプロジェクターを操作して進行管理的な仕事をしていて、メモをとったり写真撮影したりはできなかったので、うろ覚えで実際とはちょっとニュアンスが違っているかもしれませんが、簡単にポイントだけまとめてみます。
元アイドルグループ“CoCo”のメンバーで、現在は料理研究家として活動している宮前真樹さんは、アイドル時代もよく取材を受けていて、自分のことを話す機会が多く、そのときは相手に受けるように、相手に合わせた話をしていたように思うけど、自分史をまとめてみることで、本当の自分がわかるのではないかという話をされました。
デジタルメディア研究所所長で協議会の名誉顧問も務めていただいている橘川幸夫さんは、50歳を超えるとそれまでと違って、10代の自分、20代の自分、30代の自分、40代の自分など、いろいろな視点を持てるようになる、また自分は、自分の経験だけでなく、人との出会いの総和であるという話をされました。
元ツカサグループの代表で、会津昭和30年代村企画株式会社代表の川又三智彦さんは、80年代からずっと写真やビデオなどで行動記録をつけている話をされて、忘れたと思っていても、写真を見ると細かいことまで思い出すもので、実は人は全ての経験を覚えているのだという話をされました。
最近、ツイッターのつぶやきをまとめた自伝の本を出版された、アニメーション作家の久里洋二さんは、自分史なんて書いてもしょうがない、ツイッターでは愚痴をつぶやいていればいい(笑)という話をされました。
日本テレビの『電波少年』シリーズの“T部長”として有名で、今年7月に設立したばかりの自分史映像制作会社LIFE VIDEO株式会社代表取締役ディレクターの土屋敏男さんは、この事業を自分で企画して、1年前から準備されてきたことや、自分史映像は単なる人生のダイジェストではなく、真実の自分を映し出すものだという話をされました。
今回このようにユニークなゲストの方々に来ていただき、多くの方々に参加いただき、スタッフと協力していいイベントをつくることができて、改めて感じたのは、当たり前ですが、人の縁の大切さです。これからも、偶然の出会いを必然のものにできるように、人の縁を大切にしていきたいと思います。