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『火の鳥』と『超人ロック』

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先日、元ツカサグループ代表の川又三智彦さんが主宰している「会津村塾」の勉強会で、「手塚治虫が解いた量子論世界」というテーマの話を聞いて、その中で『火の鳥』のことが出てきたので、懐かしくなって久しぶりに昔買ったコミックをひっぱり出してきて読んでみました。古代や未来など様々な時代を背景に、永遠の時を生きる火の鳥を軸に人間の性(さが)や命について描いた連作もので、ストーリーはほとんど忘れてましたが、内容には古びたところはほとんどなく、いろいろな意味で転換期にある今だからこそ読まれるべきものだと思いました。

そして最近『超人ロック』について書いた記事を目にしました。

超人ロック:誕生から半世紀 聖悠紀が語る“長寿”の理由

『超人ロック』は、数千年の時を生きる超能力者のロックが主人公で、やはり様々な時代を舞台に人間の生きざまを描いたコミックです。大学生のころによく読んでましたが、まだずっと続いていたとは知りませんでした。ロックは火の鳥と同様に時を超えた存在で、この記事をたまたま目にしたことにシンクロニシティ(不思議な偶然)を感じました。時間があるときに、昔買ったコミックを引っ張り出して読んでみようと思います。

こういった素晴らしいコミック作品を読めることができて、日本人に生まれてよかったです。火の鳥やロックのような時を超えた存在から見たときに、現在の日本や世界、人類がどのようにとらえらえるのか、改めて考えてみたいと思います。

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