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映画『二重被曝~語り部 山口彊の遺言』が本日から全国順次公開されます

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英国のクイズ番組で、広島と長崎で2回被曝した山口彊(つとむ)さんが「世界一運が悪い男」としてジョーク混じりで紹介されて物議をかもした話題は覚えてらっしゃる方もいると思いますが、その山口さんを追ったドキュメンタリー映画『二重被曝~語り部 山口彊の遺言』が、本日7月16日から渋谷のUPLINK Xで上映され、順次全国の映画館で公開されます。この映画は今年4月に開催された、私も関係しているJapan Film Festival Los Angelesでも上映され、現地の方々に好評を博したそうです。監督の稲塚さんにも先日お会いしてお話を聞く機会がありました。

昨日の朝日新聞の夕刊にも映画の紹介記事が掲載されていました。

二重被爆・山口彊さんの遺言、映画で公開 16日から

山口さんは生前、「核は人間の世界にあってはいけない。平和的に利用するといっても、今の技術では限界がある。それを伝えるために、今も生かされている。平和的に利用するといっても、技術の限界があり、事故は防止できない。核がなくならないなら、人類は滅亡に近づく」と語っていたそうです。

稲塚さんは、最初、核兵器と原発の問題は分けたほうがいいからと、映画にはこのコメントを入れてなかったそうですが、大震災後に福島原発の事故が起きて、この山口さんの言葉を思い出し、その意味に気づき、映画の最後に「もう一つの遺言」として入れたそうです。終戦から65年以上経ち、戦争を知らない人が多く、また原発事故が収束せず問題になっている今だからこそ、多くの人たちに見ていただきたい映画です。

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