Facebookは弱いつながりを維持しながら交流を深めるのに適したツール
昨日書いた「日本のFacebookのユーザー数が微減したらしい」という記事にコメントをいただきましたが、登録しても、ユーザーインターフェイスがわかりにくいとか、使い方や面白さがよくわからないという方もいるようです。確かにそのような面はありますが、多少使いこなせるようになると面白くなってくるので、やめてしまうのはもったいないと思います。私もそれほど使いこなしているわけではありませんが、Facebookを楽しむために心掛けているポイントをいくつかあげてみます。
・目的をある程度はっきりさせておく
Facebookで知り合いを増やしたいのか、友達との交流を深めたいのか、ビジネスに活用したいのかなど、ある程度目的をもったほうがモチベーションが上がりやすいと思います。私は、Facebookは弱いつながりを維持し、交流を深めていくのに適したツールだと思っています。弱いつながりというのは、例えば昔通っていた学校の同級生や、ビジネスの場でたまに会う人、異業種交流会などで名刺交換した人など、多少リアルで面識がある人たちのことです。せっかく交流会などで名刺交換しても、今まではそこで切れてしまうことは多かったですが、そういった人たちとFacebookでつながれば、そのつながりを維持しながら、交流を深めていくこともできます。家族や親友、会社の同僚などの強いつながりのある人よりも、弱いつながりの人のほうが、自分と多少住む世界が違ったり、趣味趣向が違ったり、視点が違ったりするので、そういった人たちから思ってもみなかったような情報や気づきを得られたり、新しい出会いのきっかけを得られることもよくあります。そういう弱いつながりを維持していくことを目的としてFacebookを利用してみるのがいいのではないかと思います。
・まずはプロフィールを充実させる
つながっていくには、まずは自分のことを知ってもらうために、プロフィールをある程度充実させておくことです。個人情報を公開することが気になる人は、一部の情報の公開範囲を特定の友達のみに設定しておくこともできます。私は、基本的にネット上には誰に見られてもかまわないことしか書かないことにしているので、プロフィール情報もすべて公開しています。できるだけ自己開示したほうが、交流も深めやすくなります。
・リアルに知っている人たちに友達リクエストして友達を増やす
Facebookでは、自分のメールアドレスなどから、友達を検索することができます。リアルで知っている人を見つけて、どんどん友達リクエストしましょう。ある程度友達が増えないとFacebookの面白さはわかりません。友達が増えてくると、Facebookのほうから、この人は知り合いかもと教えてくれるようになります。
・ニュースフィードを見ながら「いいね!」「コメント」「シェア」を使って交流する
友達が増えてきたら、自分のニュースフィードに友達の近況などがどんどん流れてくるようになるので、それらに対して共感したら「いいね!」をクリックしたり、コメントしたり、「シェア」をクリックして自分の友人にもそれを共有することで、交流を深めていきましょう。「いいね!」をクリックしただけで、自分が相手の近況をチェックして共感していることを伝えられるので、ブログのコメントやTwitterのリツイートなどよりも敷居が低いところがいいと思います。
・慣れてきたら自分から情報発信する
ある程度慣れてきたら、近況を書いたり、写真をアップしたり、面白いと思った記事のリンクを紹介したりなど、自分から情報発信してみましょう。それに「いいね!」やコメントがもらえるようになると、どんどん楽しさが増し、交流も深まり、自分の信頼度を高めていくことができます。
Facebookのいいところは、基本的に実名制なので荒れることがほとんどなく、変な人も少ないので、全体的に雰囲気がポジティブなところだと思っています。そういう雰囲気が気持ち悪いという人もいるかもしれませんが。あとはビジネスでの利用が認められているので、ビジネスに活用しやすいというのもありますが、そのへんは詳しい人たちがいっぱいいますのでおまかせします(笑)。