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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

今こそ日本人が自分たちの思いを世界へ発信すべきとき

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私は一旗会Japanという団体の代表を務めていますが、この団体は、もともとアメリカのロサンゼルスで射手園達一さんという方が、アメリカに来てビジネスで一旗あげようとがんばっている日本人を支援しようという趣旨で1997年に立ち上げた一旗会の東京支部です。ロサンゼルスの一旗会は毎月会合を開いていますが、先日の会合に参加された方からの写真メッセージが届きました。

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一番左端にいる方が代表の射手園さんです。3月26日には、「Go, Japan, Go!」と題した被害者支援募金イベントを一旗会が中心になって開催するとのこと。このようなイベントはすでにロサンゼルスでは数多く行われているようです。

また私が関係している米NPOの日米メディア協会が主催する、Japan Film Festival Los Angelesが4月に開催されます。この映画祭は、日本の良質な映画をアメリカの人たちに見てもらうことで日米文化交流を促進し、日本への理解を深めてもらおうというもので、今回は会場で被災者支援の募金もするそうです。

ちなみに、この映画祭では『二重被爆~語り部 山口彊の遺言』というドキュメンタリー映画も上映されます。この山口さんは、広島と長崎で二回被爆し、その後、日本国内と世界で反核の思いをずっと伝え続け、昨年93歳で亡くなった方です。昨年12月にBBCのクイズ番組で山口さんが「世界一運の悪い男」として笑いの種にされたことが物議をかもしたニュースは覚えてらっしゃる方もいると思います。

不謹慎に聞こえるかもしれませんが、反核や反原発の思いは別として、山口さんのように二回被爆されても93歳まで生きた方もいらっしゃるわけですから、微量の放射線や放射性物質は気にせず強く生きていきましょう。

山口さんの口癖は「国内でボヤボヤしていないで、反核平和、核廃絶を世界に発信しなくてはいけない」だったそうです。今こそ、私たち日本人が、自分たちの思いをきちんと世界へ発信していくべきときではないかと思います。

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