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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

会期はあと6日。是非是非行ってください! 「特撮博物館」

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夏休み5日目の田中です。こんな時期に遊んでいて、スミマセン。

昨日は、噂の「特撮博物館」に行って参りました。男性客95%、中高年率80%といった感じです。しかも、一般の美術展などと比べると「男性同士ペア」がかなり多い。平日だというのに、かなりの人数が来場していました。

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会期は10月8日(月)まで。今日(10/3)を含め残り6日です。「どうしようかなぁ」と迷っている方は、ぜひぜひお出かけください。 会社休んででも行ったほうがいいと思うほどです。

これまでに高木さん高橋さん栗原さんがレポートしていらっしゃるので、私は異なる(一部ダブる)「見る際のポイント」をご紹介します。あくまでも私視点です。

●チケットは事前に入手してしまいましょう

ワタクシ、昨日10時半に到着し、その時点ではチケット売り場ガラガラだったので、なくてもすぐ入れたのですが、念のため、前夜インターネット予約をし、印刷した紙を持参しました。(印刷した紙で入場できます。大丈夫なのかな、コレ)これで、入口からさっさと入れます。(午前中行くほうがいいと思います。ちゃんと見るなら3時間以上かかりますし)

観終わって出てきた13時ごろには大行列になっていたので、事前の購入は時間の節約のためにも必須です。

●音声ガイドは絶対に借りるべし

70ポイントもあり、全部を丁寧に聴くと、3時間はかかると思いました。私は、知らない内容部分をスキップしていきました。それでも音声ガイドを聴かねば意味が分からないものがあったので、ぜひぜひぜひ。500円。(ナレーションは、清川元夢さん。これが「昭和」なんですなぁー、痺れる!)

●映像ものは漏らさず全部観る!

巨神兵 東京に現わる」という、この博物館用に作られた映像がかなりの大スクリーンで上映されています。1回ごとに入れ替え制。10分も満たない作品ですが、迫力です。そして、なぜかこれを観終わったら、「ああ、毎日大切に生きよう」と思ってしまいました。(出た後には、メイキング映像もあります。)また、最後のほうで、ウルトラシリーズなどの場面をたくさんつないだ映像コーナーも。映像が3つ(以上?)あったので、ぜひぜひ、全部観てください。
(「巨神兵」の映像では、「犬」がツボです。笑)

●できれば2人で行くといい(かも)

ワタクシ、中年女性一人で行きましたが、そういう人はまずいませんでした(笑)。上述したように「男性ペア」が意外と多い。で、なんとなく会話を耳にしていると、「これさー、ジャイアントロボで、ああ、懐かしい。」とか「ウルトラマンの○○は、××して、△△なんだよな」(←マニアック過ぎて、再現できない)といった会話を交わしているのです。ああ、同好の士、大事ね。2人で行ったらよかったな、と思ったのは、最終コーナーの「ミニチュアセット」(ここだけ撮影可能)の「自分が怪獣のように大きくなれる」撮影ポイント。 誰かに撮ってもらおうとも考えたのですが、なんか照れくさくてセットだけ撮りました。しかーし、絶対、自分を入れ込んで撮ってもらえばよかった。ここは後悔。

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●オマケです。入場チケットで「常設展」も見られます。現代アートのコーナーで、奈良美智さん作品の一角にあって、これがとてもよかった!

どこも見どころ満載です。ウルトラマンを観たことがあろうが、なかろうが、昭和な方には、「ああ、懐かしい」としみじみできますし、平成の方には「日本の特撮技術ってスゴイな」と思えると思います。映像にあったコメントで「CGじゃなくて、手作りする良さ」みたいな話があって、「ビル爆破」とか「ビル倒壊」とか「きのこ雲」とかあれこれを手造りして、実験して、映像にしていく過程で関係者が真剣に議論し、成功したら大喜びしていう場面、感動してしまいました。

歩いている最中、「出口のショップで絶対ウルトラマンシリーズの人形を買おう!」と硬く決意してしまいました。が、欲しいのがなかったので、こんなものを。 バルタン星人のボールペンとか。何か持ち帰りたくなりますよ。間違いなく。(目の前で7万円のお買い上げ、という男性もいましたw)

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※ランチタイムにぶつかったら、B1レストランがなかなか洒落ててよかったですよ。

それにしても、中高年男性(昭和30年代生まれ中心、と見た)の、なんとも楽しそうなこと。 真剣に真剣に観てました。 いいな、これ。

ぜひ、「常設展」にしてほしい。働き盛りのおじさん、おばさん、ここに行くとちと元気が出ると思います。

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