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長いIT産業の経験の甲斐も無く、成長の無いIT音痴の思いこみと勘違いのなんでもコラム

「どんな腕時計」使ってますか? やっぱりケータイ派ですか?

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  ケータイ電話の普及以来、腕時計を使わない年代層が急増しています。もうかなり昔のことですが、筆者が某C社と一緒に「WatchPad」(Linux腕時計パソコン)を何人かのスタッフと一緒に企画・製作した時の小さなスタート理由の一つでもあります。

   学生時代から社会人1年生くらいまで、「クルマ」にハマッタ筆者は、その後いろいろあって運転免許証も失効し、普通の人のようにクルマに無駄なお金を使うことがありません。その分、本来のガジェット好きが災いして、毎月のように安物腕時計を買う悪い習慣がついてしまいました。

  先日、自宅にある全ての腕時計の数を数えてみて、自分でも恐ろしくなりました。ちなみに、その全腕時計の中に占める「デジタル表示式の腕時計」は、なんとたったの21%でした。これが一般ユーザの比率や工場出荷率に比較して、多いか少ないかは私には全くわかりません。

  昨今は、腕時計の使命が現在時刻を知らせる、という目的から、腕に付けるアクセサリー的な要素が多くなってきており、特に早くから女性用の腕時計はその傾向が強いようです。機能本意でデジタル技術を先行した紳士用(サラリーマン用?)腕時計は、敢えてスタート時点からハードでタイトなビジネスモデルの世界に自ら飛び込んで行った傾向が強いと言えます。きっと、早くから腕時計の商品企画の世界にも、エレガントな女性社員を登用していれば、腕時計業界もきっと別の道を歩んだのかもしれません。

  事実、我が家では、筆者の腕時計50個で、まだまだ同居人の腕時計とは勝負にならない、、、といったことがごく普通に起こっています。そして彼女の腕時計は今も現役モデルで、その製造会社は未だ健全な経営を継続しており、筆者の腕時計の、なんと80%以上は既に製造終了で、街の「買い取りセンター」に持ち込むと、まず100%門前払いを食らうことは間違いありません。(#^.^#)

   腕の数の50倍を超す腕時計を集めてみても、一時に出来る腕時計は常識的には誰でも1本です。多くの腕時計が自然と集まってしまった筆者宅ですが、まず使用するのはその内の10本くらいです。中でも一番使用率の高いのは、結局、純国産セイコー社の貯金をはたいて買ったアナログ腕時計なのです。でも最近はまた、シチズン社の「ザ・シチズン」が無性に欲しくなっています。筆者も含め、多くの男性は、高機能も求めますが、その多くは、どちらかと言えばうんちくにも弱いのが一般的です。
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  まず腕に付けることは無いですが、一番気に入っているのは、WatchPadの高(余分な?)機能を全部削ぎ落とした ただのデジタルWatchと化した外観だけのスペシャルモデルです。開発エンジニアの友人に日曜大工で作ってもらいました。表示時刻が狂ってもマニュアルで内部の結線をショートさせないと修正できないらしいです。デジタルなのに、既に日本標準時より15分も進んでいます。時の経過を感じますね。

  筆者の教え子でもある平均年齢19.3歳の女子大生の殆どは腕時計をしません。友人のサラリーマンのほぼ90%は腕時計をしています。そして、綺麗なお姉様方のお友達の約半数は腕時計をしています。その3分の1弱くらいはけっこう高級そうな腕時計に見えます。さて皆さんはどんな腕時計をしていますか、、それともケータイ派ですか?

  これからも、ほんの少しはビジネスにも関連する、腕時計、筆記具、鞄&靴シリーズ等をぼちぼち、筆者のいい加減な視点で、展開してゆけたらなぁ~なんて思っています。

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