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長いIT産業の経験の甲斐も無く、成長の無いIT音痴の思いこみと勘違いのなんでもコラム

何度見てもファンタジックな隅田川の花火

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今日は、いや、もう昨日だが、隅田川の鼻血花火大会が行われた。毎年この時期に浅草一帯が盛り上がる大花火大会も今年で3回目の経験だ。

この時期、上野や浅草、足立などでは、中高層マンションで、ベランダが隅田川に向いた建物は超人気だ。分譲マンションの案内チラシにも、隅田川の花火がリビングから見えることはこの辺りのマンション選びの大きなメリットとして記載されていることが多い。

8 現在、筆者の住んでいるマンションでは、距離はヨシとしても、花火の会場とは90度角度がずれており、高層階でもテラスの側から花火を見ることは出来ない。しかし、毎年行うこの日だけの管理組合における屋上解放が花火大会を楽しませてくれる。

初めてこの地に越してきた時、昼間に打ち上げ会場に近い浅草近辺はどんなものかと思い、現地近くに自宅から歩いて行ったことがある。夕方には既に多くの人が閉鎖した市街の道路に陣取って座っているところもある。

何故か、道路上に斜めの線があるかのように、線の上にはゴザやビニールシートが引き詰められ、一方、斜め線の下側は道路が地のままで誰も居ない。。。後で聞いたが、その線より下側は花火の打ち上げ位置との間を近隣のビルが邪魔をして花火が見られないらしい。何事も現場に行ってロコの話をきちんと聞かなければ分からないことも多い。これは別に花火見物のベストポジションの確保だけのことではなさそうだ。夕方から、自宅向かいにある鰻重の旨い根岸の「宮川」で食事をし、部屋では12チャンネルの花火のライブを見ながら、そろそろピークだという少し前にエレベータで屋上に上がる。ライブで見る花火は、テレビのクリアでアップの映像とは異なり、意外と鈍い光りと少し時差のあるやはり多少鈍い音がリアルだ。打ち上げ前からかなりの低空を飛ぶ多数のヘリコプターの飛行も、テレビ中継では見ることの出来ない面白い光景だ。今年は、秋口から花火貯金でもして、来夏は屋形船にでも乗ってみたいものだ。

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