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流れ行くデータを追いかけるAI

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AI(Artificial Intelligence、人工知能)というと物凄いことをしてくれそうな気がします。こちらの記事で書かせていただいた通り、パラダイムシフトの主人公はあくまでもデータなのです。インタネット上で多種多様なデータがリアルタイムに手に入るようになったことなのです。Volume, Velocity, Variety、3V、つまりビッグデータが、社会を変え、人工知能を人類にとっての新たなツールとして目覚めさせたのです。

では、データが増えただけで何故、AI、つまり人工知能が必要が必要となるのでしょうか。それは、人がインタネットへのアクセスの仕方が変わったことが大きいと考えます。

テレビを見るというのは、実はなんとなく見ていませんか?目的もなく付けることが多かったと思います。これは、ユーザが積極的に主体的にデータを取りに行くのではなく、流れすぎるデータで気づいたもののみを取得するというスタイルです。その姿勢をリーンバックといいます。

スマホが流行る前はどうだったでしょうか。PCに向かい調べたいものを好きな時間に調べる。つまりユーザが積極的に主体的にデータを取りに行く時代に移ったのです。知りたいデータを知りたいときに入手する。その姿勢をリーンフォワードといいます。その時代に重要なのは、インタネット上にデータがコンテンツとして固まって、可読性をもって、ストックする機能が必要だったのです。

さて、ガラパゴスケータイ全盛期のときのNTTドコモの方(何方か忘れましたが)言っていた言葉が忘れられません。「ケータイのメールの入力がしづらくしているのは態とだ。ケータイをいじるときは暇なときである。」この発言の前半の入力に関しては、今や人間が対応してきています。スマートフォンになってより一層激しくなったと思います。

どういうことかというと、スマートフォンをいじるときはどういうときか?なんとなくいじっていませんか?PC時代では調べたいものを好きな時間に調べるという時間的制約を解いたおかげで自分たちで情報を取りに行く時代になったにもかかわらず、スマートフォンという場所、時間の制約を解いたおかげで、また我々は情報が流れるのを俯瞰することになってしまったのに気づきます。あれ、またリーンバックに戻っているじゃありませんか。考えてみればそうです。ケータイをソファに寝転がりスクロールする。。。

え、テレビ自体にデータへの関わり方が戻ってしまったの?という話ですが、ある一面ではそうです。何故そのようになってしまったのでしょうか。

ストアできないほどの沢山のデータがインタネットに溢れるようになったのが一因です。我々はその沢山のデータに晒される必要があり、その中から必要なデータを見つける必要が出てきたのです。時事刻々と状況が変わっていきます。

そこで生まれたのがキュレーションメディアです。流れてしまうデータをストアしておくところです。自分の興味に併せてみればスマホとずーっとにらめっこする必要はありません。

あれ?なんかスマートフォンの奴隷みたいに我々なっていませんか?実は、キュレーションメディアのおかげである程度、インタネットに溢れるデータの精査をすることができるのですが、リアルタイムになるべく早く、現状を把握するということがデータが沢山ありすぎて難しくなってきているのが、今の状況なのです。そこに取り憑かれて、スマートフォンから離れられないのです。SNSやソーシャルゲームなどは、その人間の知的探究心を悪い意味で駆り立てるのです。

いち早く正しいデータを手にいれることは何事においても大切ですが、スマートフォンの奴隷になってしまってはどうにもなりません。大量のデータから有意なデータを取り出し我々に提供することはできないでしょうか。その一つが上記のキュレーションメディアですが、もう一つはそれこそAI、人工知能なのです。

我々ユーザ、人間として、人間らしく生きるために、スマートフォンというメディアに取り憑かれることを解放する手段として、我々人間よりも大量のデータを素早く処理し、異常値を検出できるコンピュータが今の時代必要となるのです。そのブレイクスルーがAI、人工知能なのです。

流れ行くデータを追いかけるAI、人工知能こそが今後の我々の生活を豊かにする第一歩なのです。

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