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通訳案内士試験の英語受験者数が前年比77%増

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 本日、平成26年度通訳案内士試験の受験者に関する統計が発表されました。

 前年度比 45.9%増の 8,038 名ですが、内訳は最大多数の英語受験者が77.1%も増えたために全体を押し上げた格好です。やはり、TOEIC 840点で1次試験が免除になるという措置は大きかったようです。

 筆者は、1次試験免除の効果よりも受験料値上げによる受験者数の減少の方が大きいと見ていたので、予想が外れました。

 英語に次いで受験者が多い中国語は7.5%の減少、その次に多い韓国語は15.1%です。比率で言うと、ドイツ語やタイ語も大幅に増加していますが、いかんせん数十名の方しか受験していませんので、実数では多くありません。

 筆者は、英語の合格者は(根拠なく)昨年並みの高い合格率になるだろうと見ています。

 それが正しいとすれば、今年度は、

 (平成26年度出願者数)÷(平成25年度出願者数)×(平成25年度合格者数)
=5,929÷3,348×892
=1,579.6

となり、1,580名もの合格者が出ることになります。

 制度はいろいろな思惑でコロコロ変わってしまっていますが、受験者の皆様は心を強く持って、結果を残していただきたいと思います。

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