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エンタープライズ(企業)向けのオープンソースとか育児とかについて考えていきます。

2013年まとめ ~オープンソース編~

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メリークリスマス!

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おげんきですか。もう年末も押し迫っておりますがいかがお過ごしでしょうか。ぼくはクリスマス直前に熱を出してしまって、仕事も仕舞いきれてませんし、年賀状のねの字もできてません。まあそういう日もあります。日じゃだめか。

年末のエントリと言えば、振り返りと相場が決まっています。はりきって振り返りましょう。オープンソース編って書きましたけど、他のテーマでの振り返りをこのあとするって意味じゃないですからね!(予防線)

さて。

今年は、島根、仙台、北海道、九州、徳島と5箇所ではありますが、ぼくの人生の中でいちばん多くの場所に出張に行かせててもらった年でした。もともと開発者なので基本的にはオフィス(いまは自宅やコワーキングスペースが中心ですけれど)にこもって開発をしていて、たまに都内にでかけていく、というのが基本的なワークスタイルなんですが、今年は自社開発の製品の売り込みのため、展示会やセミナーなどに積極的に参加するということでこういう機会に恵まれたわけです。DSC03714

ぼくのセミナーを聞いたことがある方はご存じだとは思いますが、基本的に人前で話すのが上手なほうではありません。以前に比べればだいぶマシかもしれませんが、それでも従来の人見知りと言いますが、対人コミュニケーション能力の限界もあって、プレゼンに関しては社内でもまあ中くらいといったところでしょう。それでも、資料を作ったり人前で話すことそれ自体についてはあまり抵抗がないこともあり、ぼくが多くの場所に行かせてもらっています。

で、5箇所の出張を通じて思うのは、同じようなテーマでいろんなところに行かせてもらっているというのは、それはそれで意味があるなと思っています。各場所での交流についていえば、これまたぼくがそこまで社交的でないこともあり、大きな成果が得られたわけではありません。ただ、全体を通じて、同じように各地を回っている方と再会があったり、地方ごとのコミュニティぼんやりとしたイメージができてきたりと、手応えがあるように思います。

 

もともと、ぼくの会社が扱っているのは企業向けのOSSアプリケーションなので、OS層やDBなどのミドル層、ライブラリやCMSといった軽量なアプリケーションに比べ、OSSコミュニティというまとまりはまだまだ小さく、それぞれの地方でけしてメジャーな集団にはなりそうにないジャンルなのですが(事実、展示会でも同じような立場の展示はほとんどありません)それでも、われわれが扱っているものとマッチしそうな方もいらっしゃいますし、規模やタイミングなどいろんな要因でビジネス面ですぐには繋がらなそうだとしても、こちらの持っている問題意識自体は共有できる方とも出会えているような気がしています。

繰り返しになりますが、これは単発で地方に行ってたり、東京のイベントだけに参加してたとしても、感じるのは難しかったことだなーと思います。実はビジネスアプリによる出展については2回くらい終わった時点でギャップを感じ、来年は地方はやめたほうがいいのかなーとちょっと思ってたんですが、最後になって回数は減ったとしてもこういった地方のOSSコミュニティとの関わりは続けていった方が良いんじゃないかと思いなおした次第です。

いつまでこういったアクティビティが続くかはわからないのですが、来年もできるかぎり参加して行ければと思ってます。


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