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ストレージの話題に加え、面白いと思ったこと、日常の気づきなどをSE的、理系思考で綴ります。

はじめまして、実は私もストレージ屋です。

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みなさん、はじめまして。 佐藤 龍一(さとう りゅういち)です。
日本アイ・ビー・エムでストレージ製品のプリセールスSEとして活動しております。

この度ご縁あって、オルタナティブ・ブログの仲間に加えて頂くことになりました。

最初に簡単な自己紹介をさせてください。

私は新卒で入社し、新入社員研修後に配属された部門は製品テストを行う組織でした。
その部門でストレージ製品のテストチームに加わり、それ以来、途中メインフレームのクラスター技術である並列シスプレックスの技術支援を行っていた時期もありますが、通算で15年以上ストレージに関わっています。
最近はオープン系ストレージを扱うことがほとんどですが、ストレージ経験の半分以上の年数はメインフレーム接続のストレージ製品SEですので、技術のベースや考えにはメインフレームの思想が染み付いているように思います。

また、最初の担当業務が製品テストであった影響という訳ではありませんが、「品質」と聞くと血が騒ぐというかおせっかいだと思われると感じつつも気になって首を突っ込みたくなります。

私が入社して間もなかった1990年代初頭にIBMが経営危機になった際、当時会長に就任したLouis V Gerstner氏がIBMを成功に導くための"eight principles"(8つの原則とでも訳せばよいのでしょうか)という以下の項目を提唱していました。

1. The marketplace is the driving force behind everything we do.
2. At our core, we are a technology company with an overriding commitment to quality.
3. Our primary measures of success are customer satisfaction and shareholder value.
4. We operate as an entrepreneurial organization with a minimum of bureaucracy and a never-ending focus on productivity.
5. We never lose site of our strategic vision.
6. We think and act with a sense of urgency.
7. Outstanding, dedicated people make it all happen, particularly when they work together as a team.
8. We are sensitive to the needs of all employees and to the communities in which we operate.

全て大変重要な心構え/考えですが、常に8つものことを意識して仕事をするのは私にはとても無理ですので、この中で私の思いと最も共鳴した2番目の「品質が核であり最重要である」という考えを今でも心に刻んで日々活動しています。

そこでこのブログでは、ストレージ技術を中心にIT関連技術に関する個人的な理解や、広義の品質話題、日々の疑問や気づきなど、個人的に気になった話題を若干SE的に自分なりの考えで綴ります。 できるだけ理屈っぽさが出ないように努めますのでお付き合い頂けると幸いです。

尚、このサイトへの掲載内容は私自身の見解であり、IBMおよび日本IBMの立場や、戦略、意見を代表するものではありません。
また、間違った情報は出来る限り掲載しないように留意いたしますが、何かお気づきの点がありましたら遠慮なくご指摘ください。

よろしくお願いいたします。

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