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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

さようなら、feedpath。こんにちは、Google Reader

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僕の敬愛するITジャーナリストの林信行さん(通称Nobiさん)がITmediaで連載しているMac系の記事は秀逸だ。
読んでいて、1行毎にうんうん、と首を縦に振ってしまう。

この中で、Nobiさんは「PCは(スペック主導の)仕様のパソコン」であるが、「Macは”思想”のパソコン」と述べている。これには100%賛同できる。さすがはNobiさん(拍手)


・・・さて、おおよそ予想はついていたが、feedpathが本日付けでリニューアルしたが、僕が設計したものとはまったく違う方向に変わっていた。大量のデータを一気に斜め読みするという用途にはまるで使えなくなってしまった・・・。
僕の設計では使っているうちにどんどんなじんで使いやすくなることを目指していたから、必ずしも初心者に優しいツールであるとは言い難かった。リニューアルされたそれは、初心者や初めて使う人にとって最適化されている(しかし、僕が思うに、使いこなしていくうちに多くの機能や説明が少々ウザく感じる恐れはないか?)

これはまさに、スペック主導で考えた、仕様のFeedリーダーになってしまったことだと思う。
僕は将来たどり着くべき理想を考えて、ロードマップを引いた。だからいままでのfeedpathは”思想”のFeedリーダーであったと思っている。仕様のFeedリーダーなら、LivedoorやBloglines、フレッシュリーダーのようにもっと優れたものがあるじゃないか、と思うのは僕だけだったのだろうか(T T)。

Macファンはたしかに現状でもマイノリティで、思想を求めるツールがマジョリティをつかむことは難しいと思う、それは真実だけど、それをやるからこそ存在価値があったのではないか?


・・・今日から僕は、Google Readerに日常のFeedリーダーを切り替えました。とっても残念で、寂しい。
ただ、幸いにして日本発のWebアプリとしてはもっともクールだと信じているfeedpath Blogエディタは今のところ変わりない。これからも愛用し続けるつもりだ。


体調が最近悪いながら、今日は飲みたい気分です。


  generated by feedpath Rabbit
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