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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

休校という判断

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私の住む札幌ではここ数日、災害級の風雪に見舞われています。このような状況で校長として最優先すべきことは「生徒の安全・安心、教員の安全と安心」です。

休校の判断は、教育委員会ではなく校長に任せれています。ただ、校長が教育委員会に「休校にします」と伝えても、難色を示されることもあるようです。

この状況で私は前日から休校判断をしました。交通機関が通常に動かないだろうと見込み決断をしました。学校からの休校通知は当日の朝、「今日は休校にします」というケースが多いのですが、当日の朝に知らされる保護者、生徒にとっては「こんなバタバタしているときに・・・」と思うに違いありません。教員にとっても、それは同じです。前日に休校を決断するには覚悟が必要ですが、その覚悟こそ管理職に必要なものだと思っています。間違ったら「ごめんなさい」と謝る。それぐらいの潔さを持ちたいものです。

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