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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

0から1は遠いと言った選手がいた

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奇遇なことに「0から1は遠いと」言った選手がいた。

スポーツ雑誌「Number」に日本人として2人目のNBAプレーヤーとなった渡辺雄太選手の記事があった。そこには「0から1は遠い、1から2とは違う」という意味の渡辺選手のコメントが出ていた。この「0から1は遠い」は目に飛び込んできた。このブログでも

「0から1の距離は遠い」「1まで行けば2,3は行ける」と、書いたことがある。

渡辺選手にとって「0から1まで」が田臥選手であり「1から2」が自分だったのだろう。

1になってみて初めて0から1までの遠さや困難がわかり、そして2にたどり着いた。

先人の苦労を理解した上で、自分の立場を見ることができる渡辺選手は聡明な選手に違いない。

彼の活躍を祈る。

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