相手はナマモノ、待ってくれない、会社育てと子育て
おはようございます。
どんより曇り空。だいぶ涼しさを感じます。
自分としてはスカイツリーに最接近でした。思わず観光客!
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「会社を育てることと子育てには共通点が多い」
以前にもこのテーマで書いたことがあります。
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2009-10-14 『子育てと会社育ての心理状態には共通点があります』より
子ども本人は、成長したいという膨大な情熱と苦労に向かって、毎日時間をかけて努力を注いでいます。徐々に成長する様を見ていると、親としては、ますます「なるべくいい体験をしてもらいたい」という気持ちが高まってくるのです。
さて、この数年、会社でも似たような気持ちになっていることに気が付きました。会社をゼロから立ち上げて、それをあきらめることなく成長させていっている内外の人たち、成長への膨大な情熱と苦労、それを毎日時間をかけて注いでいます。会社が徐々に成長する様を共有していると、その構成メンバーには「なるべくいい体験をしてもらいたい」と思えてならないのです。
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2011-02-23 『「早起き教」の教祖様は痛烈に反省をしたぞ。。』より
自分の最高の思いを反映しよう。全力を尽くして会社を育てているつもりです。そして、その「つもり」が強いからこそでしょう。会社を自己投影の産物としてしまう落とし穴に入り込んでいることにも気付かされました。
これは、親が子を自己投影の産物としてしまう現象と同じですね。子供には子供の人格があるように、会社にはその構成メンバーそれぞれの思いがあるのです。
会社を創るのは子育てと似ていると考えます。
子育ての思いが強すぎるばかりにその子供に自己投影をしてしまう親は見苦しいですよね。会社にそれをしてしまうのは良くありません。親が子供の成長に合わせて接し方を変えるように、会社の育つ段階に合わせて自分も成長しなければならないのだということです。
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ブログのおかげで日記代わりに考えを文面化してシェアしているのが習慣になっています。
これらの反省を逐一文面化しているのはいいことですね。
やはり自分の考え方がまとまります。後でのデータベースにもなっている。
そして、最近、組織が次第に拡大しているところでまた思うのです。
各グループやプロジェクトにリーダー格の人たちがいます。
その人たちがものすごく会社に貢献してくれているのです。
周りの人たちをまさに「巻き込んで」会社の事業を盛り上げてくれています。
そして、その理由を考えてみたのですが、とかく「まじめ」なのです。でもそれだけなのか。
しばらく考えていたのですが、「子育て」というキーワードからヒントが出てきました。
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「会社を育てることと子育てには共通点が多い」ということ。
子育ての真っ最中の人と話していたら次のようなキーワードをいただきました。
<<子供と会社の共通点について>>
・相手はナマモノ
・待ってくれない
・こちらの思い通りにならない
・こちらが真剣かどうかいつも試されている
「なるほど。確かにナマモノだし待ってくれないな」と思いました。
特に「こちらが真剣かどうかいつも試されている」にはハッとさせられました。
今のリーダー格の人たちは単なる「まじめ」なのではなく「真剣」なのです。
確かに子供は、絶えず親とのルールの境界線を探索しています。
親に矛盾やほころびがると混乱します。出鱈目をやっているとわかってしまうのです。
これは会社でも同じですね。
「真剣さ」を緩めると、あっと言う間に混乱してしまいます。
矛盾したメッセージを発信してもダメです。
そして「こちらが真剣かどうかいつも試されている」で思い出しました。
リーダーがいつも問われる3つのこと。
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2010-07-05 『指導者の資質:リーダーがいつも問われる3つのこと』より
"Can I trust you?"
(信じていいの?)
"Do you care about me?"
(私のことを大切にしてくれるの?)
"Are you committed to our success?"
(必ず成功するんだよね?)
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子育てでも親は全く同じことが問われますね。
つまり、親は家庭での大切なリーダーなのだということです。
「ああ、自分はちゃんとした親になれていないなぁ…」
思わず反省した朝でした。m(..)m