節電意識が甘くなっているんじゃ?と示されたデータ
おはようございます。
今日から2月のスタート。今年度はあと2ヶ月ジャスト!
今朝もバッチリ冷えています。手袋はスマホ用の指先導電性のものと、手の甲を温める指先が出るものとを重ね着をしているのですが、それでもスマホいじると指先からじんじんと冷えてきます。
さて、震災以降ずっと節電してきたと自負していました。ところが少し反省しなければいけないデータが出たのです。今朝はそれについて。
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11月までの3階フロア電気使用量の月別比較を取ってみましょう。これは2010年と2011年の比率、つまり震災前と比べた同時期の比率です。
4月 85%
5月 88%
6月 72%
7月 91%
8月 74%
9月 89%
10月 69%
11月 82%
総じて順調に節電ができていたと思います。
もちろん一年間での気候も違うし、社内の人数も増えています。絶対値の比較はあまり意味が無いかもしれません。ただ、継続して記録することで状況把握ができて励みにもなります。
11月までの数字にはそれなりの達成感がありました。
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ところが、先日12月のデータをプロットしてみてビックリです。
12月 96%
グラフを添付します。
むむむ、12月は節減効果がほとんど無い。
はい、確かに今年の冬は寒いです。1年前の12月の方が穏やかだったように記憶しています。きっとこれは、今年の冬は早めに暖房を使い始めたことが原因でしょう。言い訳は色々できます。
ただ反省点もあります。
暖房の使い方には、冷房の使い方程の工夫をしていませんでした。温度設定は20~22℃。サーキュレーションも特にしていない。夏には28℃設定で空気を回して、節電と快適性のバランスを気にしながら冷房を丁寧に扱っていました。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」
まさに、こういうことを言うのですね。
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では対策です。
1月はそのままにしてしまいましたが、2月からは再度意識します。今のところ4月~12月までの比較でトータルとしては81.9%です。つまり節約分が18.1%。やはり年度を通してトータル2割は超えたいじゃないですか。まだ挽回の余地は十分にあります。
昨年夏の場合はピーク電力消費量に供給が追い付かないことが大きな問題でした。ところが今は、火力発電に頼る比率が高くなっているので、トータルの電気使用量も節減を意識するべきでしょう。CO2 排出総量の節減についても忘れてはいけません。
よって、3階の暖房は18℃設定にして、早朝からゆるりと暖めておきます。サーキュレーションも復活させます。今後、ひざかけなど、暖かめの服をご用意くださいね。
しかし、データが一ヶ月以上遅れて分かるのは厳しいと思いました。リアルタイムに測定できればもっと正確に状況をコントロールできます。ビルの管理会社と交渉してみますか。
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