FOMA回線品質神話は本当か？Portable Wi-Fiで試す夢のNHKオンデマンド電車内鑑賞

» 2010/08/19

おはようございます。

曇り空ながら涼しめの朝。ゆっくり歩いていたら駅で電車に駆け込むくらいにぎりぎりっ！結局汗が出てしまいました。

今朝は、Portable Wi-Fiで試したNHKオンデマンド鑑賞のことを。帰り道に見たい番組を30分でも見られるとすれば、これまた、時間の有効活用になります。いわば一つの夢ですね(笑)。

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ときたま帰り道、横須賀線の中からパソコンでの動画ストリーミング再生を試みています。NHKオンデマンドです。従来から、UQ-WiMAXでは接続のハンドオーバーに失敗するのか、突然死が頻発します。イー・モバイルのPocket WiFiでもだいぶ頑張るのですが、ストリーミングが良く切れます。

特に、魔の電波空間、西大井ではなぜだか必ず両回線とも切れます。何度もトライしていますが、西大井では接続状況が気になり、スムーズな鑑賞とはなりません。結果的に、これが無線回線品質の一つのテスト方法になっています。

そこに今回、回線品質神話のあるFOMA高速回線のPortable Wi-Fiが登場です。果たして、回線の値段が高い分よくつながるのか。横須賀線で動画ストリーミングに耐えうるのか。期待が高まります。そして昨晩、ついにトライできました！

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ところで、横須賀線の新橋品川間のトンネルでは、docomo回線だけが接続ができるのをご存じでしたか？モバイルSuica対策なのか、どういう理由か１年ほど前から突然使えるようになっています。

実際にパソコンからPortable Wi-Fi経由で通信速度を測ってみると、0.083Mbps出ています。遅いですが、ISDN並のスピードで接続できていることが確認できました。

さすがFOMA回線です。トンネルの中ですが、神話に期待が高まります。

※速度の測定にはUSENの回線速度チェックサイトを使いました。
http://www.usen.com/speedtest/speedtest.html

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さて、品川駅でトンネルを抜けて地上に出ます。回線速度を測定すると0.832Mbpsです。思ったよりはスピードが出ていないですが、安定的にこれくらいが保たれるならNHKオンデマンドはいけるでしょう。いよいよ、docomo回線神話の品質チェック開始です。

サイトにアクセスして番組を選びます。スターウォーズ／クローンウォーズ２第20話。30分番組。手頃です。ログインして、番組を選んでいよいよ再生開始です。

電車はするりと走り始めます。動画はスムーズにバッファーされつつ再生されます。

「ん、もしかして、ついに横須賀線でNHKオンデマンドがいける！？」

夢の実現への期待が高まります。

スムーズに再生されつつも、魔の電波空間、西大井が近づいてきます。そう、西大井ではUQ-WiMAXもPocket WiFiもなぜだか必ず切れます。「FOMA回線品質の見せどころ！」というわけです。

「頑張れFOMA！頑張れPortable Wi-Fi！」

番組の中身よりも回線の品質の方が気になります。

※クリックしても動画は再生されません。

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ガクっガクっ

動画が止まりだしました。

何度も目を疑って、好意的に見なおしてみます。しかし、明らかに動画はバッファーに失敗しながら途切れ途切れに動きます。３秒待ってはつながり、５秒待ってはつながり。

「えっ、FOMAよ、おまえもか…」

期待が高かっただけにがっかりでした。イー・モバイルとの値段の差はここではありませんでした。

しばらくみていたのですが、どうにも鑑賞に堪えません。念の為に回線品質を自動から300kへと、一番低く設定してみても同じです。

正直なところ、品質レベルはUQ-WiMAXよりはいいものの、イー・モバイルのPocket WiFiと同じレベルでした。夢の横須賀線NHKオンデマンド鑑賞の帰路がまた遠のきました。

しかし、ユーザーはわがままですね。。

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坂本史郎 2010/08/19 07:04:23 Comment(0)

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