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今日の出来事

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従来から扁桃腺(最近は扁桃というらしいですが)が腫れて熱が出てしばらく寝込むということがよくありました。

しかし数年前から週末ジム通いをして体力増強に努めた結果、ほとんどそういうこともなかったのですが、今年は何度か扁桃が腫れ熱が出て寝込むということがありました。

免疫力が落ちてきているのかもしれません。

年には勝てないというところでしょうね。

実は今週のはじめから徐々に扁桃が腫れ始め、行きつけの耳鼻科で見てもらったところいつもどおり診断でいつもの薬を処方してもらいました。

ふつうはこの薬を飲むとすぐに快方に向かうのがいままでのパターンですが、今回はなかなか熱が下がらず、快方に向かいませんでした。

それで本日は朝から絶不調だったわけですが、今日は休みずらい事情があって出勤しました。(本日は大阪出勤でした)

解熱剤を飲んでなんとか昼間は乗り切ったのですが、退社するころにはその薬の効果も切れ、帰りの電車に乗り込んだころにはかなり悪寒がする状態でした。
そうこうする内にスマフォで日経新聞を読んでいたのが悪かったのか気分が悪くなり意識が朦朧とするまで悪化しました。

はたから見てもかなり悪い状態だったようで近くの初老の紳士が親切にも次の駅で下してくれて駅員を読んでくれました。
駅員が到着するまでの間、付き添ってくれたわけですが、その間ちょっとの間完全に意識が飛んでいる瞬間があって気がついたときにはその紳士が腕を持って支えてくれていました。
お名前と連絡先くらい聞いておけばと今は思いますが、その時点にはそんな機転も利かず、お礼を言うこともできません。

普通は立場が逆でしょうという感じです。

こんなブログを読むはずもないので意味ないですが、この場で再度お礼を申し上げたいと思います。

駅員に引き渡された後、救急車を呼びますかと聞かれたのですが、この程度のことで救急車を呼ぶのは大げさすぎるし、欧米では風邪くらいで病院に行かないという話を日頃から聞いていて、日本は風邪などの些細な病気で病院にいくからコストがかかりすぎるということを全くその通りと考えている自分が一方でいながら、これほど長引くのは単なる扁桃ではなくインフルエンザかもという心配もあって病院で検査してもらいたいという気持ちもあり自力で病院にいくのも辛いというのもあって、不覚にも救急車を呼んでもらうことにしました。

救急車に乗り最寄りの病院に運んでもらいインフルの検査と熱を下げるために座薬を入れしばらくベットで休憩

しばらくするととなりのべッドにオラオラ系の人がやってきてクレームめいた話を担当の看護婦さんにまくし立てていました。

要約すると30分以上待たされたということに対するクレームのようでした。

看護婦さんも大変だなと思いながら、対応を聞いていると実に慣れた感じで決して怒りを増幅させるような対応になっていないところがすばらしかったです。

逆に言えばこの手の人がたくさんいるということでしょう。

このオラオラの人怒りが収まる様子がなく、このクレームをどこに持っていけばよいかを看護婦さんに聞いていましたが、答えられるはずもありません。

朦朧とした意識の中、仕事がら日本の医療システムについて考えることの多い私としてはどこかにクレームしたらすぐ解決するような問題じゃないよと言いたい処ですが、おとなしく寝ているしかありませんでした。

親切にも電車から下してくれた人もいればこのようなクレーマーをいるということで様々な人がいるという当たり前のことですが、この短時間の間に両極端の人を見たことで非常に印象深かったです。

1時間ほどその病院で休憩し帰宅しました。

日本の医療システムはよくできていると今回も感じましたが、でも金、手間がかかりすぎというか患者を甘やかしすぎなのかなとも思いました。

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