オルタナティブ・ブログ > 広報コンサルティング+ライターで独立しました >

メルコの広報→イーレッツの面白グッズ担当?を経てiPRを設立

中国出張記(前編)

»

10月の末にUSBクリスマスツリーの確認のため中国広東省へ出張してきました。今回はチラッと中国旅行記です。

まずは中部国際空港(セントレア)からキャセイパシフィックで香港へ。4時間半の旅です。機内のビデオプログラムはたくさんあるのですがほとんどが中国語と英語。日本語の映画は「電車男」。帰りのプログラムに「頭文字D(非日本語版)」を見つけたので帰り便が楽しみです。

香港到着が13時半、香港から広東省東莞へは電車(九廣鐵路=KCR)で移動です。この電車の出発は16時半、入出国の手続きと移動も含めて3時間ですので少々不安。昨年は駅に1時間半前に着いたらチケット完売で2時間待ちだったので、今年は日本からインターネットで予約しておきました。14時に空港を出て15時に駅に到着、チケットもクレジットカードを提示して無事受け取れました。

少し時間が空いたので駅構内をブラブラ。

001 

出前一丁(インスタント日清ヌードルセット)ってメニュー←不思議

002
マクドナルドの価格はフィレオフィッシュがHK$11、ビックマックがHK$12でした。変換レートはHK$1=16.2円くらいでしたので、180円、200円くらいでしょうか。

003 039 手前は1/18のジャガー、奥はジャガーの前身スチュアートレーシング(バリチェロです) 当然帰国してから撮影

F1のペーパークラフトを売っていたので息子の土産に。HK$25=400円くらいです。香港では玩具にたばこロゴOKの様です。購入したのは今は無きジャガー。理由はメインスポンサーが地元HSBC=香港上海銀行ってのと息子がジャガーファンで我が家には鈴鹿で買った旗や1/18モデルがあるからです。

004 007 広い中庭、右が客室

電車は1時間少々で東莞市へ。そこから車で小一時間でホテルに到着。ホテルは立派です。部屋も広い。天井高は4mくらいあります。ベッドもでっかくて何故か枕は4つあります。中庭は小学校が入るくらいの面積があって、フロントから部屋までは結構遠い。部屋にあるテレビはKONKA製、最初に見たときはNOKIA製?じゃないKONIKA…いやKONKAだぁ~って感じでした。KONKA、TCL等は中国家電のトップブランドの様です。これで一泊3500円くらいです。

005 006 008 009 何故かゴムあり

010 011 ←読めますか。電卓、カレンダー機能あり

食事は連日中華料理です。とにかく量が多い。ホテルのレストランで一品15~20元、元=14.7円くらいでしたので200~300円くらいです。街の飲食店では2~3元だそうです。よく中国では漢字が通じるっていいますけど私には無理です。このメニューが理解できますか。過去には飲み屋の女の子とも筆談してみましたが、理解率10%以下でしょうか。会話にはほど遠いって感じです。

012 013 014

中国は好景気で建築ラッシュです。そこら中でビルが建っています。初めて来たときはビルの解体現場かと思ったのですが、ビル建築の足場は丸太(竹)で組まれています。10階建てくらいでも鉄の足場ではありません。5階建てくらいならビル本体も鉄骨なしで建ててます。地震がないからだと思われますが、もし地震が来たら街は崩壊します。土地と人と建物が安いのでコスト競争力は圧倒的だと思われる一面です。

015 016 街に積まれていた足場の竹

昨年と比較して変わったと感じたのは信号が増えたこと。場所は東莞市の郊外ですが昨年はほとんど信号が無かったのに10kmに1個くらい信号が付きました。カウントダウン式でLEDが採用されてます。交通環境は極めて危険。以前台湾在住の商社の方が、会社で運転禁止にされてるって言ってましたが、台湾よりはるかに危険です。大通りは片側3車線で、車は100km/hくらいでビュンビュン走ってます。6車線の通りを人がバンバン渡ります。センターラインに普通に人が立ってます。場合によっては2車線目と3車線目の間にも渡る人が立ってます。2回ほど事故も見ました。倒れて痛がってました。クラクションを数分おきに鳴らして走るのがこちらでは普通の様で渡る人を見たらプッ、Uターンする車を見たらプッっ、遅いトラックを抜くときにプッて感じで日本人の1年分くらいを数分で鳴らしてるって感じです。
017 信号機が増えました

信号のない交差点はバトル状態です。6車線のT字路は頭突っ込んだ者勝ちって感じ。通り抜けるのに10分以上かかったりします。運転者も歩行者も根性が必要です。

現地の方にホテル、工場、食事とずーっと連れてってもらいました。危ないから一人で街を歩かない様に言われましたが、ホテルから深夜に出かけてみました。1時間くらいでしたがドキドキ。人気の少ない大通りから脇道に入ってスーパー(百貨商場)へ。ボクサーブリーフ 15元、紳士皮ベルト 25元、DVDデッキ 250元、15インチテレビ 150元、元=14.7円ですからテレビ2000円って安いですよね。貨幣価値は日本の1/10くらいと聞きますから現地ではそれなりの価格です。ちなみにガソリンは1リッター=4.69元、70円ですが生活レベルからするとまだまだ贅沢な乗り物です。足裏マッサージ(頭皮から肩もみ、腕…とほぼ全身です)は85分で40元。いかに人件費が安いかわかると思います。
018 大通りから脇道を撮影。左のスーパーに入ってみました

019 大通りに面した床屋or美容院。人が立っていたのでビクビクしながら撮影

後編につづく

Comment(0)