HISで黒字化したと話題のハウステンボス行って来ました(Tipsなど)
H.I.S.が黒字化したと話題のハウステンボスに行って来ました。
一度も行っていなかったのですが、一体どんな場所なのか気になっていたので。気になったきっかけは、がっちりマンデーです(笑)。
経営が思わしくなくなってから、オランダのコンセプトから少しづつ離れ、アニメ等をうまく組み合わせて集客を狙うという方向性になっていたようですね。
ワンピース関連の施設が家族連れで賑わっていました。
園内のアトラクションは、昭和っぽいものがそのまま残っています(できたのは平成だと思いますが、雰囲気が昔ながらのものという意味です)。ある意味子供の頃の遊園地のイメージで、いろいろ楽しむとなかなか良いです(笑)。
約20年前に相当お金をかけて作られた施設も、若干変貌しているとはいえ、すばらしいと思いました。
運河を船で移動するのも、異なった目線から景色が眺められ、良いものです。白鳥も泳いでいました。
夜のライトアップもキレイで、規模は小さいですがパレードがあったり、映像を使ったショーが行われていました。
昼間も、海賊のショーなど、大人が見ても楽しめるショーが行われていましたが、日陰で見る場所がないため、日傘を持っていくのが良さそうです。
ホラー系のアトラクションも、海賊のショーも、やっている方はすごく一生懸命に楽しませようとする意気込みが伝わって来て、気持ちのよいものでした。
ホテルは敷地内に泊まったのですが、お部屋も広く、洗面台が2つ、風呂とトイレはもちろん別、居心地の良い空間でした(写真にはないですが大きなソファもあります)。
ただ、備え付けのアメニティ等は、1泊5000円程度のビジネスホテルと同等またはそれ以下のものでした。例えば、小分けされておらず、設置されているシャンプーやリンス。飲みものも、レギュラーコーヒーではなく、インスタントコーヒーという具合です。タオルも、何度も洗って使い回しているためか、ゴワゴワです。もともとゴージャスに作っているお部屋なので、違和感があります。お値段があがってもいいので「非日常」が味わえたらもっと良かったのですが、黒字化のためにこういう部分も節約されたのかもしれませんね。
少しがっかりしたのは食事です。佐世保バーガー、ジェラートなどファストフードがあまりおいしくなく。店員さんもどこのお店もやる気がない感じで、アトラクションやホテルで高感度の高い接客とは対照的でした。もう少し高くて良いから、美味しく、記憶に残る食事ができたらなと思いました(観光地だから仕方がないかもしれませんね)。
今後どうなっていくのか気になります。全体的には楽しい旅行でした。
以下Tipsです。
- HISのツアーには、空港からハウステンボスまでの移動料金は入っていないので、別手配(移動方法によっては安価で手配してもらえます。船は400円引き)。
- とくとくチケットは1日しか使えないので、集中して回る日に使う方が得。またチケットがあっても有料のものも多い。
- 園内はバスや船、自転車で移動(要チケット)。歩いても移動できます。バス停が頻繁にあり、1時間3本バスがあります。
- 福岡空港からの移動にはハウステンボス号という電車(博多からこれ1本で到着。2時間程度)があるが、本数が少ないので事前に調べておく方が良い(ネットで座席指定もできます)
- ハウステンボスから長崎空港への移動には船があるがこれも本数が少ないので、これに合わせて、飛行機の時間を手配した方が効率が良い(船は古いです。すいてました)。
- 園外に出て夜9時を過ぎて戻ろうとすると入れないため、ホテル用の受付に周り、マイクロバスで迎えに来てもらう必要がある(通常の入り口は閉まっています)
- 園外のホテルオークラにコンビニがあり、土産物店もある。ブッフェはこちらのほうが安価
- 園内のエステは2人同時にうけられないと言われた。どうも平日はエステティシャンが1人しかいない様子。マッサージ系は長崎空港にもある。
- 節電のためか、夜はかなり暗く、道がわかりにくい
- 飛行機でソラシドエアーを使う場合は地元のトビウオ(あご)だしのスープというメニューがあり、美味(但し、オーディオサービス等はない)
- ソラシドエアーとANAのコードシェア便であっても、ソラシドの機材を使う場合は、ANAのマイレージ対象外となる