先日、ある方達と、外資系IT関連企業の日本法人スタッフの平均年齢があがっているよね?という話になりました(この記事では主に欧米のIT企業のことを指しています)
基本的に外資系ITの転職はオープンにならない事が多いです。なぜなら、大量に応募が来てもさばききれないですし、以下を満たす人を捜している事が多いので「前職も外資系」の人が選ばれることが多いのです。
- 英語が出来る(うまいではなく、外国人とのコミュニケーションに慣れている)
- 外資系ならではのカルチャーをわかっている
- 隣の席に上司・同僚がいなくても自分の仕事を見つけてスケジューリングして実行でき、レポートできる(上司が海外にいる事も多いので)
そんなわけで特定のリクルーター(人材紹介会社)を使うことが多いようです。
結果として同じ人たちがぐるぐると3年周期くらいで回っているので、ある程度同じ顔ぶれのまま、そのまま年齢が上がって行くような印象なのです。40代後半でも平気で転職していく人たちがたくさんいます。そして転職先にはたいていの場合、元同僚がいたりする狭い世界です。
では、20代、30代前半の人はどうして外資系に参入する人が少ないのでしょうか?理由は日本のベンチャーが元気だからかなと思います。日本におもしろそうな会社で中途採用を受け入れているからそこに入るのかなと。(もしくは、転職をしないとか、起業するとか、フリーランスでやっているとか、アルバイトをしている人も多いのではないかなと推測されます)
そしてリクルーターさんたちは「日本の外資のパイは拡大してないようだし、今コネクションしてる外資系勤務の人に転職先を紹介していれば仕事が回るかな」と考えているのではないかなと(ちなみに海外のリクルーターさんはここ2−3年で撤退も多く、少なくなった印象です。パイが小さくなっていて、だからこそ狭い中でますますぐるぐる回る現象になっているのかもしれません)
最近だと、20代30代の人から「転職しました」と連絡をもらうと、たいていがグリー、楽天、ライブドアです。
前述の外資系ですが、世界の従業員を集めた全社会議に出ると日本だけ平均年齢が高いとか。
外資系でもある程度日本法人が大きくなり、新卒を採っているようなところは違うと思いますが、この平均年齢の上昇は今後どうなっていくのでしょうね。
人は年齢でははかれませんが(実年齢が上でも頭の柔らかい人もいれば、若くてもそうでない人もいる)年齢層が偏ることの弊害というものがあるのではないかと感じています。
最後に、ふと振り返ると外資系勤務がそれなりに長いので気がついたら過去にも外資系に関するブログを複数書いていましたのでまとめておきます。日本企業も楽しいですが、外資系も楽しいですよ。個人的には、企業がどこの国のものであるかとうことへのこだわりというより「外資系マインド」「外資系のビジネススタイル」が好きです。
外資系の大変さ
ネットゲームと外資系勤務
つたない英語でいいのか、悪いのか、容認する人、否定する人
外資系で微妙な位置でサバイブする人たち(笑)の極意
「外資は嫌なんだよね」という人たちへ
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加藤 恭子
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。
立教大学兼任講師。
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