[飲食]あえてメニューにないサービスを。良い意味で期待が裏切られるとリピーターになる
仕事柄なのか、食べ歩きが好きだからなのか、夜ご飯は外食が多いです。とは言っても、高級店で食べるというより、お手頃価格なレストランや居酒屋を捜して行くことが多い感じです。
先日訪れたあるお店ではメニューのはじに「全員にデザートサービス」と書いてありました。そして食後に美味しいデザートが(黒糖プリン)。もちろん嬉しかったのですが驚きはそれほどなく「美味しいね!」と言って食べ終えました。
でも、以下のようなお店もあるのです。
Aというお店に行ったら、頼んだあるお肉系の料理の鉄板を下げた後に、その鉄板で作ったチャーハンを持って来てくれました。そんなことはメニューに書いてないのでうれしいサプライズです。更には帰りに店の出口まで店員さんが来て、Aという店の手作りの調味料を密封容器に詰めて、他のお客さんに見えない所で手渡してくれました。「私たち、特別扱いされたのかな?」という感じの嬉しさもあり、また行こうという気持ちになり、そして次にまた訪れたら、また同じことが起きました。どうもそういうサービスになっているようなのですが、予想外のことが起きると印象に残りますし、それが決められていることだとしても、メニューに書かれていない点でなんだか嬉しく、得をしたような気持ちになりました。
Bというお店では、食後にスープが出てきました。お茶だと当たり前ですが、スープだとなんだか嬉しいサプライズで得した気持ちに。
Cというお店にツイッターで予約をして行ったら、特別サービスで料理が1品多く出てきました。これも嬉しいサプライズでした。(次にまたツイッターで予約をしたら、また1品多く出てきました!)
多分、かかっているコストや手間は「デザートを全員にサービス」のお店と同じなのかもしれません。でも、受けた印象が全く違っていました。
事前に知らされる事と、知らされないことはここまで違うんだということに驚きました。
手品師は、鳩が出ますといって鳩を出しませんよね。鳩が出るように見せておいて違うものを出したりと、良い意味で期待を裏切ってくれますよね。良い意味の期待の裏切りは重要なキーワードなのかもしれません。そしてこれは多分飲食店の話にとどまらずに他の場面でも起こりそうです。