Twitterのユーザーが爆発的に増え、とにかくフォロワーを増やそうとフォローしてくる人、@付きで何度も話しかけてくる人、フォロー返しがない、返信がないとメールをしてくる人など、それぞれの異なる「ルール」でのツイッター利用が進み、去年とは明らかに違う状況になっている印象を受けます。
最近驚いたのは、ハッシュタグを用いた「嫌がらせ」が出てきたという話です。複数の事例を聞きました。(あえて被害にあったイベント名は伏せています)
あまり書くと手口をばらしてしまい、「こういう嫌がらせもあるのか」と気づかせてしまう可能性もあるのですが、主催者側・参加者側に回る可能性がどなたにもあるので(誰もアカウントが作れますから)リスクもあるということを知っておくという意味で、あえて書きたいと思います。
ハッシュタグというのは、#(シャープでなくてハッシュです)で始まる決められた言葉(英文のみ。ハイフンは使えません)をツイートの中に入れて、皆のつぶやきを共有するための「タグ」です。事前にこれを決めておけば、フォローしている、していないに関わらず、このタグで検索することにより、関連のツイートを簡単に見つけられます。リアルタイムで進行中のイベントに関しては、ハッシュタグで検索しながら楽しむと、他の参加者の声も知ることができたり、スピーカーに質問が送れたりと、とても便利なのです。(実際には、検索が数日で出来なくなることもあり、過去のツイートはTogetterなどでまとめておいたほうが便利です)
たとえば、メタル関係の飲み会では #metalnomi というハッシュタグを使いました。
とても便利なハッシュタグなのですが、悪意を持った人がいると、同じハッシュタグでよからぬことを書いたりするのです。場合によっては、それがスクリーンに大きく出てしまったり(イベント会場で、リアルタイムのツイートを画面に出していることもありますよね)、USTの横に表示されたり。
運悪く同じタグで2つのイベントが同時に行われたり、タグが周知徹底されておらず、複数のタグが乱立ということもありましたが、これは事前に調べてタグを決めておけば防げる話です。困るのは意図的な嫌がらせです。
小さい内輪のイベントはあまり狙われないようなのですが、ハッシュタグが周知徹底されているような、100人以上参加者のいる、中くらいの、それなりに注目度の高いイベントがターゲットになりやすい印象です。完全な娯楽イベントは、不適切な書き込みも笑い飛ばされてしまうからか、狙われにくい印象です。
自分の関わる・参加するイベントでこのようなことが起きたら、動じない、騒がないでTwitterのボタンでスパム報告というのが正しい対応になるのかなと思いました。
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加藤 恭子
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。
立教大学兼任講師。
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