今回の発表の目玉は、Salesforce Chatter、要は企業内Twitterのような機能ですが単なる独立アプリケーションではなく、Service Cloud、Sales Cloudなどのアプリケーション機能と完全に統合されているのがポイントです。
メインフレーム・コンピューティング → クラサバ → クラウドとコンピューティング基盤が発展してきたように、コラボレーションの世界も ワークグループ → イントラネット → ソーシャルコンピューティングと発展してきた。facebookやtwitterで実現されている世界がなぜ企業の世界で実現できないのか、 facebook上のフレンドのことはよく知っているのに、同じ会社の人のことはあまり知らないのはなぜなのかとベニオフ氏は吠えます主張します。
そして、Salesforce Chatterはfacebookやtwitterのマジックを企業内に持ち込み、今までバラバラだったコンテンツ、アプリケーション、コラボレーションの世界を一体化することを目的としています。
Chatterのデモでは、人間同士がChatterを使ってtwitter的な会話している途中で、アプリケーションからのアラート(たとえば、 「案件xxxに競合他社が介入したとの情報が入りました」)などが同じTL上に表示されます。アプリケーションがボットとして動いて、イベントをメッセージとして吐いていると考えればよいでしょうか。
社外のtwitterとも連携が取れます。前述のとおり、Chatterは単なるアプリケーションではなく基盤機能なので Saleseforce.comのプラットフォーム上のネイティブ・アプリケーションは自動的にChatter対応になります。利用開式時期は2010年初め。
エンタープライズ・コンピューティングとソーシャル・コンピューティングの融合についてはしばらく前からいろいろ議論されていましたが、なかなかイメージがつかみにくかったと思います。今回の発表でその具体的姿がわかってきた気がします。
アプリケーションもアクターとして会話に参加する。アプリケーション間でやり取りされるイベントも人間同士の会話におけるメッセージも同格に扱われ る。すべてがリアルタイム、イベントドリブンでダイナミックに進んでいくという感じでしょうか。これはかなり大きなテーマだと思います。今後もこれからいろいろリサーチしていきたいと思います。
あいかわらずパワフルなベニオフCEO、今回も1時間くらい時間が押して後半めちゃくちゃ早口になっていました。Join The Conversationが新しいキャッチフレーズ。
会場もヒートアップしてきたようなのでちょっと照明も変えようかということで赤くなりました。よくわかりません。
TwitterのBoard of DirectorメンバーJason Goldman氏も登場。Twitterとは完全に棲み分け路線です(まあ当然ですが)。
ところで、来場者全員に配られたエコバッグ。twitterの文字が大きいことからスポンサーとして結構な支援をしていることがわかります。
SaaSy(左)に次ぐ新たなキャラクターChatty(右)、何かどこかで見たような感じです。
(続く)
※ 本記事はテックバイザージェイピー公式ブログ「栗ブログ」からの転載です
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