Googleの"Fail Fast"っぷりについて
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Googleが仮想世界サービスであるLivelyを年内で終了することを発表しました(関連記事)。サービス開始から4ヶ月半しか経っていないのに早くも終了ということで、おそるべき"Fail Fast"ぷりです。
ユーザーによる閉鎖反対の署名活動も行なわれているようです。お金がからんでいるわけではないのですが、一生懸命オブジェクト作ってきた人々などは納得いかないでしょうね。とは言え、このままずるずる続けてもビジネス的なメリットは薄いと判断されたわけであり、決断が遅れれば遅れるほどユーザーにもますます迷惑がかかることになるので、やめるのなら早めにやめちゃった方が正解でしょう。
サービスの中には一度始めたらユーザーが残っている以上やめられないタイプのものもあると思いますが、それ以外のサービスについては駄目そうならすぐやめられることも企業の能力のひとつと言えるでしょう。これからはますます、このテーゼが当てはまるケースが増えてくると思います。
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