Tim O'ReillyのWeb 2.0に関する有名な記事"What is Web 2.0"の中で、Web 2.0的なるものとWeb 1.0的なるものの具体例を表で対比することで、Web 2.0とは何かを明らかにするという手法が使われていました。DoubleClickがWeb 1.0的で、AdSenseがWeb 2.0的、AkamaiがWeb 1.0的でBitTorrentがWeb 2.0的というような例の表です。
本質的に境界線が不明確なWeb 2.0のような概念をクリアーにするためにはこのように具体例を列挙して("by example"方式で)説明するとわかりやすいと思われます。
ということでこの方法をパクって、クラウド・コンピューティングでも同じような表を作ってみました。
| 従来型コンピューティング的 | クラウド・コンピューティング的 |
|---|---|
| Software as a Deliverable | Software as a Service |
| 所有指向 | 利用指向 |
| 資産 | 経費 |
| 一括料金 | 従量制料金+広告モデル |
| Best in Class | Good Enough + Speed |
| 長期計画 | "Fail Often, Fail Quick, Fail Cheap" |
| 予測可能性 | 弾力性 |
| トランザクション | インタラクション |
| 設計時統合 | 実行時統合 |
| Web as a Channel | Web as a Platform |
| 密結合 | 疎結合 |
| データ整合性 | エラー忘却型 |
| ACID | Weak Transaction |
| バイナリ | スクリプト |
| スケールアップ+スケールアウト | スケールアウト |
結構わかりやすいと思うのですがどうでしょうか?コメント、物言い等お待ちしております。
本日午後のグリッド協議会のワークショップではこの表を使って説明する予定です。
Special
- PR -| T関 | 2008/11/01 14:05 |
|
クラウドを定義するより、表での対比は議論もしやすくいいアイデアだと思いました。Web2.0のようなあいまいなもののアプローチですよね。概ねいい線いっているような気がします。一点気になったのが、長期計画に対してFail often/quick/cheapですが、むしろ、"小さく(狭く)初めて、走りながら修正、拡張など計画していく"って感じかなと思っています。適切な短い言葉がみつけられないのですが。Fail...はアーリーアダプターの側面かなと思います。いかがでしょう。 | |
| cf | 2008/11/03 13:41 |
|
比較されている項目について異論はありません。可用性やセキュリティについても追加いただけるとうれしいです。 | |
| yoshidaei | 2008/11/12 12:19 |
|
クラウドは「仮想化」概念の集合体のような感じもありますので、そのあたりの対比項目があるといいと思ったのですが…。 ちょっとうまく表現できませんが…。 | |
| の | 2009/02/13 13:47 |
|
判りやすいです。 ACID - Weak Transaction ここが肝なきがする。 | |
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 |
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