栗原潔のテクノロジー時評Ver2:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 栗原潔のテクノロジー時評Ver2

知財、ユビキタス、企業コンピューティング関連ニュースに言いたい放題

日経新聞主催の"Buisiness Business Innovation Forum AFTER洞爺湖、グリーンITの具体的な動き"というイベントにおける江崎浩東大教授のセッションで出てきたフレーズ「発明は必要の母」というフレーズに「おっ」と思ってしまいました。

センサーネットワークを実現したことで、最初の時点では想像もしていなかったような応用が出てきたという文脈で使っていたと記憶しています。

江崎教授は、SONYのコンピュータサイエンス研(CSL)の暦本純一氏の発言から引用してきたようです(暦本氏がこのフレーズの元祖であるかどうかは不明)。暦本氏の当該講演の記事には以下のように書いてあります。

イノベーションは最初の発明者が想定したのとは違う方向に進むことが多いからだ。蒸気機関は最初は炭鉱用のポンプとして生まれ、長い間交通機関には使われ ておらず、エジソンは録音技術をボイスメモとしか捉えておらず、音楽産業を想像できなかった。つまり発明は予測の範疇を超える。

もちろん、大原則はニーズがあってソリューションを作ることなのですが、不連続なテクノロジーにおいては当然その逆もあるべきです。グーグルなどはまさに「発明は必要の母」モードで動いているように思います。

栗原 潔
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  • 発明は必要の母(インターフェイス批評 中原淳ブログ / critique on interfaces - atsushi nakahara weblog)
    こちらのブログで書かれていた内容を自分で考えてみました。いつも自分が考えていることを端的に示しているからです。元は暦本さんが発言したらしく「流石だな」と思います。 「発明は必要の母」 ビジネスや日常の感覚では、明らかに逆なのですが、なぜか、インタラクティブ・システム研究やインタラクション・デザインの分野でよく同じような観念が通用しています。(これは現場?業界?の雰囲気とも言えると思いますが、、。) なぜこうなってしまったのでしょうか?成功すればイノベーション、失敗すれば ill-d...

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栗原 潔

栗原 潔

株式会社テックバイザージェイピー(TVJP) 代表取締役 弁理士
IT、知財、翻訳サービスを中心とした新しいタイプのリサーチ会社を目指しています。

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