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人の上に立つとはこういうことかと思った話

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たけくまメモによれば、少年マガジン元編集長の内田勝氏が亡くなられたそうです。私は内田氏のことは名前くらいしか存じていませんが、竹熊さんが紹介している、いとうせいこう氏が語った内田氏のエピソードがあまりにインパクトがあったのでちょっと長いですが引用します。(引用部分訂正あり、下の追記を参照してください)

80年代のある日、「ホットドッグ・プレス」の編集者だったいとう(せいこう)さんは、作家になるため講談社に辞表を提出したのでしたが、当時の担当役員だった内田さんに呼び出され、数時間にわたって辞表撤回を説得されたそうです。

しかし、いとうさんの辞意が固いと見るや、内田さんは「わかった」と一言言って、その場で知り合いのテレビプロデューサー、他の出版社の編集長、広 告代理店に片っ端から電話をかけ、「今度我が社からいとうせいこう君という優秀な才能が世に旅立ちます。そちら様とも仕事をすることがあるかもしれませ ん。私からもどうか、よろしくお願いします」と全員に頭を下げたとか。そして一部始終を唖然として見守っていたいとうせいこう氏に対して、「辞めることは 残念だが、これからも私は君を応援する。フリーになっても頑張りたまえ」と激励したそうです。

ちょっと涙出ました。人の上に立つ人というのはこうでなければいけないなと思いました。同時に私は人の上に立つ器ではないなとも。

追加:  いとうせいこう氏ご本人のブログによるとちょっと話が違ってるみたいです。たけくまメモにも訂正が入ってます。「いい話度」が多少薄れましたが、内田氏の懐の大きさを表すエピソードという点では変わりはないと思います。

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