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ドコモさん、JASRACの許しを得ましたか?

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ドコモが、携帯から自宅のパソコンの中身を閲覧できるサービス「ポケットU」を始めるそうです(ソース)。「自宅のパソコンに保管した...音楽を聞いたりできる」と書いてあります。また、「ハードディスクレコーダーに収録した映像を携帯で見られるようにするサービスも始める計画だ」そうです。結構便利に使えそうなサービスです。

と言いつつ、「MYUTAの法理」で公衆送信権侵害なんてことにならないように気を付けていただきたいものです。(注:MYUTA事件は公衆送信権(および複製権)を侵害するということで、地裁判決が確定しています。)まさかドコモがデューデリをしてないとは思えませんが。ユーザーの自宅に汎用のVPNルーター(ユーザー所有)を置かせて、アクセスさせるのなら大丈夫かもしれませんが定かではありません。

追加: ドコモのニュースリリースによれば、ドコモ製の専用ソフトを自宅パソコンにインストールして使うみたいです。ありゃー。

Comment(5)

コメント

大場香音

今回のドコモのサービスは、ユーザが所有するPCに保存した著作物を同じユーザが自分の携帯電話から利用するもの。ドコモが管理するサーバにアップロードするわけではないから、「MYUTAの法理」は当てはまらない。仮にユーザ以外の者に閲覧させたら、公衆送信権を侵害しているのはそのユーザ。ドコモではない。よってドコモがJASRACの許諾を得る必要はない。

trat

2ちゃんねらーと程度が変わらないですね

彬兄

>大場香音さんへ
MYUTA裁判の論点では「複製・配信サービス提供者が誰か」という点が問題になります。(詳しくはカラオケ法理を調べてみてください)
配信元のデータがどこにあったかはあんまり重要ではないです。

#追記で「ドコモ製の専用ソフト」が強調されているのは、サービスの主体がドコモにあると判断される要素だからですね。

トマ

いつも愛読しています。

本件、ドコモの人に聞く機会があったのですが、
「JASRACとも話し、権利関係も弁護士を交えて十分に吟味した上でサービスインに踏み切った」といってました。

その人は法務でも広報の部署でもないので、どこまで正確に事態を把握しての発言か分かりませんが。。。

栗原潔

あー、そうなんですか。
しかし、そうだとするとMYUTAも実装をちょっと変えれば合法的に再開できるのでしょうかね?イメージシティ社はこの手のサービスから完全に撤退してしまったようですが。

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