この二つの言葉、普段はわりと使い分けがいい加減になってしまいますが、コンテンツ業界では明確に区別されているようです(Wikipediaの「製作」の項参照)。簡単に言えば、「製作」は企画立案・出資・宣伝工業、「制作」は現場での実際の創造作業ということになります。
良質のコンテンツを作り出していくには、「制作」も「製作」のどちらも大事ですが、「製作」側は金を握っているためどうしても有利になりがちです。「製作」側であまり付加価値を提供していない作業をやっている人が価値に見合わない対価を得たりというような、いわゆる「丸投げ」に近い状態になり、「制作」側が犠牲となる状態がおきがちです。
最終価格が上がった方が市場規模は大きくなりますし、現場の人も好きでやってるから良いではないかという考えで、こういう現場を犠牲にする状態が続くと、産業自体の国際競争力が落ちたり、才能のある人が現場で創造作業を行うのをいやがって別の業界に就職したりするようになるという点で問題が出てくると思います。重要なのは、このような動きは、長期的、かつ、あまり表面に出ない形で進行していきますので、問題が露呈した時に気がついても時既に遅しという状況があるのではということです。
こういう問題は既に日本のIT業界では既に問題になっているのではと思いますし、コンテンツ業界でもまさに起きつつあるのではと思います。
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- PR -| 半日庵 | 2008/03/02 14:53 |
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>こういう問題は既に日本のIT業界では既に問題になっているのではと思いますし、コンテンツ業界でもまさに起きつつあるのではと思います。
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