日刊ゲンダイのIT記事に突っ込むのも何なんですが、
非接触型はカードにアンテナが内蔵されていて、かざすだけでデータをやりとりする。実はここに弱点があるのだ。非接触型スキマー(大きさはライターくらい)という読み取り機を隠し持った犯罪者が、込んだ電車などの中で、あなたの尻ポケットの財布の中にある非接触型カードにかざせば、たちまちデータを読まれ(3秒ほどでOK)、偽造カードを作られてしまう恐れがある。
て典型的な迷信のひとつですね(この記事の著者はIT関係の著作多数だそうですが)。この迷信は以前どっかのテレビ番組でもやっていて、著者はそれをそのまま真に受けているのでしょう。ICカードとリーダーのやり取りはチャレンジ・レスポンス方式で暗号化されてますので、スキミングされても平気ですそれだけでカードが偽造されることはありません(もちろん、暗号化のキー長が短ければリスクなしとは言いませんが)。仮にデータを読まれてもなりすましは不可能ということです。やり取りのたびに流れるデータは異なりますから。いろいろなセキュリティ・リスクを問題提起するのは大事ですが、事実は事実として正しく伝えなければね(ゲンダイは一般ビジネスマン層に影響力ありそうですし)。高木浩光さんに報告しなくては(^_^;)(参照記事)
追加(06/12/25): 高木さんのサイトからリンクが貼られたようなので、念のため追記しておきますが、このエントリーはゲンダイ記事の「偽造カードが作られてしまう」に対するツッコミ(磁気カードのようにカードの内容を吸い出して非接触型ICカードの偽造カードが作れてしまうかのような記述に対するツッコミ)です。コメント欄でも議論されているように、非接触型ICのセキュリティ上のリスクが全くないと言っているわけではありません。
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- PR -| kouta | 2006/04/11 14:48 |
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blogを拝見して、ちょっとググったらICカード用のスキミング対策カードケースみたいなものが数多くヒットしてきました。暗号化はともかく、スキミングそのものを防ぐという動きはあるようです。1つ1000円くらい。 | |
| 栗原潔 | 2006/04/11 15:01 |
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Suica等の入退履歴等は生データのままで読まれてしまうこともあるようです。なので、気になる人はスキミング対策してもよいかもしれません。マイナスイオン商品みたいなもの(害はないし気休めにはなる)ではないでしょうか? | |
| Manabu | 2006/04/11 22:20 |
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暗号の仕掛けは安全でもインプリに穴があったらどうかなという気はしますけど、どうなんでしょ。どこそこのカードには脆弱性があるなんていうことになっても、大騒ぎになるからカード会社は隠匿しそうだし。 | |
| nanasi | 2006/04/12 06:14 |
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データの読み取れるのならば、暗号さえ破れれば偽造可能なわけですから、「不可能」と言い切るよりは「恐れがある」と表現したほうがまだ適切だと思います。 どうも上の文章は「暗号化されていれば、解読は不可能だ」という論理の上に成り立っているように思えますが、それは大変危険な考え方ではないでしょうか。 | |
| ジャムのパパ | 2006/04/12 10:09 |
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栗原潔さんの記事にに突っ込むのも何なんですが、 | |
| いぬ | 2006/04/12 13:31 |
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暗号について理解していない人がおられるようですね。 Suicaの出入場記録も知られたくないという人もいるかと思いますが、そんなの知るために尻スキミングする人なんかいませんよ。何の役にも立ちませんから。 | |
| 栗原潔 | 2006/04/12 13:39 |
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>>ジャムのパパさん | |
| キソ | 2006/04/12 21:35 |
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チャレンジ・レスポンス方式は認証サーバが前提で構成されている よって、EDYのようにオフラインで利用できるICカードは「共通鍵」 また、チャレンジ&レスポンスは、サーバからICカードの認証を行う 記事が正確でないのはその通りですが、チャレンジ・レスポンス方式 | |
| 栗原潔 | 2006/04/12 22:07 |
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>>キソさん | |
| つなもり | 2006/04/13 09:19 |
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キソさん、なんで憶測だけで言いたい放題いうんですかね。 | |
| ゴメス | 2006/04/13 09:52 |
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キソさんの言いたいことはよくわかる。 | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 11:28 |
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「チャレンジ&レスポンスだから暗号化が破られることは絶対にない」とは言ってませんので念のため。「チャレンジ&レスポンスだから満員電車の中で他人のカードをスキミングしてカードを偽造されることはない」と言っているのです。根拠は、通信路を生パスワード、生データが流れることがなく、また、チャレンジは毎回生成されるので、リプレイをしてもなりすましはできないからです。100%絶対にないかと言われると、たとえば実装にミスがあれば脆弱性は生じますので、100%とは言いませんが、現実的に見てリスクがあるとは思えません。 | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 11:44 |
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大丈夫だとばかり言っているのも何なので、私が知る限りのICカード系のセキュリティリスクを書いておきます。 | |
| ねこまっしぐら | 2006/04/13 12:00 |
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流れをぶった切る形になりますが。 | |
| あらあらまあまあ | 2006/04/13 12:09 |
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栗原潔さんは、盲目的なICカードバッシングをバッシングしたいんだなと読みました。 | |
| とおりすがり | 2006/04/13 14:38 |
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目を引く見出しで注目を浴びておいて、 | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 15:02 |
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えーどこをどう読むとそういうことになるのでしょうか?(^_^;) | |
| キソ | 2006/04/13 15:50 |
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>栗原さん 「遠隔スキミングで非接触ICカードが偽造されるというのは迷信」 EDYのようにオフラインで動作するICカードの場合、コンビニや ところで、Felicaって、サーバ認証するんでしたっけ? | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 15:59 |
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>>ねこまっしぐらさん | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 16:11 |
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>>キソさん | |
| キソ | 2006/04/13 16:22 |
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>リーダー・ライターを盗んでもチャージができるわけではない お金が減らせるかも(笑) | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 16:25 |
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一種のDoS攻撃ですね^^; | |
| キソ | 2006/04/13 16:56 |
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あ、追加されてる・・・ >それから、「チャレンジ・レスポンス方式で暗号化しているので平気」の「平気」とは いや、単に「(リーダ・ライタを盗まれて)スキマーを作られた時点で、もうオシマイ」 | |
| 栗原潔 | 2006/04/13 22:07 |
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「盗んだリーダー・ライターを改造して人々のEdyの残高をゼロにしまくる愉快犯」、本当に成立するのでしょうか? | |
| キソ | 2006/04/13 22:28 |
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まあ、一文の特にもならないのに、せっせとウィルス開発している人たちもいますからねえ。 いずれにしても、元発言の意図は、 | |
| 半日庵 | 2006/04/13 22:30 |
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なんか話題に遅れている感じですが、記事については、暗号化されていない無線タグと暗号化されているICカードの区別がついていないだけのような気がします。それとも、以前は磁気カードでも偽造されることはなかったが、技術が進歩して偽造被害が出てきた。だからどんなシステムでも技術が進歩すれば同様なことが起こる。そんな素朴な考えから記事を書いているように感じます。つまり栗原さんの記事への批判は当たっていると思います。 アルゴリズムが公開されていない暗号で、DVDのように広く使われているものは、必ず破られていると聞いたことがあります。これは公開して多くの人が検証したアルゴリズムでないと穴がみつかるということだと思います。ICカードの暗号方式はアルゴリズムが公開されているのでしょうか。されていないなら解読されるという前提で対応する必要があると思います。 | |
| 吉田 | 2006/04/14 03:31 |
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FelicaはPasoriとFelicaライブラリがあれば、共通鍵とか関係なく全データを自由に参照できます。 | |
| ナナシ | 2006/04/14 07:22 |
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> 暗号化のキー長が短ければリスクなしとは言いませんが | |
| 拝松徒 | 2006/04/14 16:45 |
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どちらにも穴は有るけど、あちらの穴の方がでっかいけど、日刊ゲンダイの主張の方が、より真実に近い気がします。勿論、カジュアルハッカーがスキャナ持ってちょこちょこやれるような話ではないのでアレですが、組織犯罪でやられた場合、と言うより、組織犯罪以外では不可能と思いますけれど、接触型や光学読み出しの物であれば非常に困難なはずですが、電波を使った非接触型であれば、多分カードそのものを偽造することなく、偽造カード同等品を作ることが可能になると思われます。具体的に書くのは痛くない腹を探られそうなのでやめますが、インプットが既知で、インプットアウトプットは横取り可能、しかも物性を合わせる必要が無いとなれば、危険な香りがプンプンするのは、鼻が利く人間ならばすぐ理解しそうなものですけど。なんか、IT系の技術者が電波を扱うと、すぐ暗号強度が出てきて、そこさえ押さえれば後は魔法の杖みたいな話になりがちですけど、もうちょっと電磁波そのものの性質に配慮すべきだと思います。そもそも、電波出してるような奴をうっかり信用するとろくなことにならないってのは・・・・・・(そういう落ちです(^^;。) | |
| k | 2006/04/16 22:49 |
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なんでいちいちリスク0にこだわるのか分かりませんが、暗号化のリスクが0じゃないと使いたくない人は使わなければいいだけでは。信用できないからってクレジットカード持たない人も普通にいるじゃないですか。現金はしばらく無くならないと思うので、そんな態度で良いと思うんですが。 >暗号化はキー長がいくら長くてもリスクはあるはずです。 という発言は、コストの話を度外視している発言だと思います。通常、その時代に合わせたBit数の暗号キーを使用すればいいだけの話だと思います。 だいたい、1枚5万以内程度のお金を奪取するために、コストをかける人がいて(そりゃいるんでしょうが)、それに対する対策をそんなに必死にしなきゃいけないのかが疑問です。100万円以上使えるクレジットカードでも保険ですませているのだから、提供する会社が適当な保険(もしくはコンティンジェンシー)かけておけば良いだけでは。 デジタルだから偽造しやすくて、偽造カードが危ない危ないって言うけど、アナログの磁気カードの方が数倍偽造しやすいと思うんですが。そっちの危なさよりも十分安全側ならば、そんなに気にしなくたっていいじゃないかと思います。 個人情報についてもクレジットカード使ってる時点で行動とレースされてるもんだし。今更何をあおって楽しんでるんだか。無知だった方がシアワセだったって事なんですかね。 | |
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