企業がWindows7を採用する大義名分は、消費電力30%削減にあり、か?
Windows7は、パソコンの消費電力を30%ほど削減できるという。
民主党が掲げている、1990年にくらべてCO2排出量を25%削減するという目標に、企業も必死で取り組まねばならない昨今、これは朗報ではないだろうか。
さらに言うと、Biz/Browserに代表されるリッチクライアント技術を利用すると、Webサーバの台数を、HTMLベースの、いわゆるサーバ・ベースド・コンピューティングの3分の1に減らしてもさくさく動作するので、サーバの消費電力を大幅に削減できる。
グリーンITの立場から言えば、パソコンOSをWindows7にして、アプリケーションをリッチクライアントベースに書き換えれば、企業のIT部門の消費電力25%削減は比較的簡単に実現できると思うが如何。
コメント
姫
そんなにうまくいくなら
既にやってると思うのですけど・・・
Win7にしてもたいして消費電力は下がらないです
(多少は下がるかもしれませんが)
Win7は内実Vista改訂版です
それほど画期的なOSではありません
片貝孝夫
私も計測したわけではないのですがNBOnlineに記事が出ていたものですから。
リッチクライアント化すれば、Webサーバ台数が3分の1で済むのはほんとうです。セッションを張る回数が相当減るのと、サーバとのやり取りがデータだけになりますから。
消費電力を抑えるということは、CPU稼動を少なくさせる、HDDの稼動を少なくさせる、ディスプレイ稼動を少なくさせる、ということになります。
プログラム効率を上げるということは普通に可能ですのでよりきれいなOSであれば可能なように思えますが、実はいらない機能が多いのもOSの悩みで単純にそれで納得できるとも思えません。
それよりエコの考え方から言えば、新しいOSにするためにパソコンを買い換える、プログラムをOSに対応させるために買い換える。古い周辺機器が対応していないので買い換える。
これらがOSの切り替えで生じることです。
私にはどう見てもエコな行為には見えないのです。
業務ができればOSなんて何でも良いのです。