アクセンチュアの沼畑さんたちが書かれた「強いIT戦略」に、日米のユーザ満足度が書かれていた。ここ2,3年の間にIT化された業務システムの満足度を問われて、大いに満足していると答えたユーザは、米国59%日本20%だ。三倍の開きがある。
私はこの結果を見ても驚かない。当然だと思う。日本は、ユーザ(業務部門)が自分のこととしてシステムの開発や導入を主導的に進めていないからだ。IT部門やシステムインテグレータに丸投げしてしまっているからだ。
仕事をしているのは自分達で、その細かい機微まで第三者に理解しろというのは所詮無理。それでもわかって欲しかったら、一年くらいSEを現場に人事異動して、一緒に仕事をしてもらって、そのSEが仕事をよく理解できて、大丈夫と判断できたら、丸投げしてもいいかも知れないが。
この本でも、日本のユーザ部門の丸投げ体質を指摘している。わが意を得たり。ITは仕事をする上の道具に過ぎない。システム開発は委託したが、仕事の仕方まで委託したわけではないだろうから。
ただ、個人的には素晴らしいITコンサルタントがいる。そういう方は例外なく現場にどっぷり入り込む。掃除のおばさんにもインタビューする。発注者との喧嘩も辞さない。ほんとうにユーザのためになるのなら。技術士の杉浦和史氏はそんな稀有なエンジニア。
Special
- PR -| NAKA@情報インフラ24時 | 2009/01/18 12:02 |
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弊社の書籍に触れていただきありがとうございます。現場の方には少し物足りない箇所もあるかと思いますが、企業の経営層に向けたメッセージですので、そこをご理解頂けてうれしく思います。 SIerに丸投げをするクライアントがいることは事実です。これって、電気屋さんで「なんでもいいから一番性能のいいテレビ下さい」と言っているようなもの。しかも「もちろん値引きはしてくれるよね?」という注文もしてくるのですから困ります。 | |
| hayabusa | 2009/01/18 21:21 |
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米国の事情は知りませんが、日本で80%が効果を実感できていないと答えたのは正直だと思います。しかし、残りの20%が満足していることになります。本当でしょうか。トラブルなく稼働していることに満足しているのではないかとか、満足していると回答しないと困る立場の者が答えたのではないかなど、疑問が残ります。業界の機関誌のようなある雑誌の記者が、取材に言っても、「うまくいっています」、「効果が出ています」と言わなければならない立場の人が取材に応じるので、本音が聞けないという話しをしていましたが、私のつたない経験では、上から下まで、うまくいっていると実感しているところは、数える程(<数%)しかありません。また、一時期うまくいっていたとしても、しばらくすると、有形無形の問題が起き、解決できずに先送りにされるうちに慣れてしまい、可もなく不可もなく運用されているというケースはそれほど珍しくないと思っています。顧客はもっとシビアに考えるべきでしょうが、このアンケートに答える様な規模の企業、団体では、自分の財布からお金が出ていくと考える方は少なく、「いろいろ問題はありますが、“概ね”満足しいます」と答える・・・こんなことはないでしょうか。当事者意識が薄く、責任を回避する術に長け、丸投げする評論家的なシステムのプランナが多くなったのは、ちょっと情けないと思います。 | |
| 箱スカ | 2009/01/19 05:13 |
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本を読んでいないので、満足の定義が分からないのですが、システム開発を | |
| 片貝孝夫 | 2009/01/20 15:55 |
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みなさま、コメントありがとうございます。 | |
| せのお | 2009/01/20 22:35 |
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こんばんは。妹尾です。 | |

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