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ITインフラを活用するためにはユースウェアを充実させることが大事

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オフィスソフトやグループウェア、メールなどをスマートに使いこなすことがビジネスの生産性を大いに向上させるが、使う人によってずいぶんと差がある。仕事柄いろんな会社に行くが、使いこなしている会社は驚くほど少ない。これでよく会社が回っていると思うような会社もある。誰もが一定の水準で使えるように指導することが、オフィスの生産性を挙げるのにとても重要だと思うのだが、そういった予算は費目にないため、使えない社員はいつまでも使えない。スケジュールの空きを検索し、多忙な人5人のミーティング日をあっという間に設定するには、各人が自分のスケジュールをグループウェアに正確に登録しておくことが肝要だが、もし誰かがそれを怠っていると、特に上司などが怠っていると、空きスケジュール検索機能は使えないことになる。
昔私は、ハードウェア、ソフトウェアそしてユースウェアと、三位一体説を唱えた。ユースウェアとはパソコンを使いのナスためのサービスを指す。そして日本ユースウェア協会なるものを作った。「ユースウェア」は私が考えた造語なので、辞書にはない。その言葉を先日のブロガーズミーティングで講師をしてくださったIBCSの金巻常務から聞いたときは驚くやらうれしいやら。ああ一人歩きしてくれているのだと親のような気持ちになった。

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