【発刊】『リストのチカラ － 仕事と人生のレベルを劇的に上げる技術』
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もう本屋に並んでいるらしい！ので急いでお知らせ。リスト（箇条書きにまとめられた知恵やコツ）を楽しみ、活用する本を上梓しました。280ページすべてがリストに捧げられています。
この本は、ある編集プロダクションの方が、弊社面白事業部が運営している*ListFreakというサイトの書籍化を提案してくださったところから始まりました。
*ListFreakは箇条書きコンテンツを共有するサイトです。しかし実は、フレームワーク思考を鍛える材料を収集するために立ち上げました。フレームワーク思考とは何か、本書から引用します。
フレームワーク（枠組み）思考と言っても特別な思考法があるわけではなく、考える態度を表した言葉です。一言で言えば「全体と部分の関係を構造的に捉えようとする考え方」です。例えば以下のように考えるということです。
- この問題はどのように分解できるか？ 抜け漏れなく分解できて、かつ分解した要素が重複しないような切り口は何か？
- あるテーマをわかりやすく説明するためには、何をどういう順番で言えばいいか？
『リストのチカラ』 ゴマブックス 2008年
フレームワーク思考は「分析的に考える」「分かりやすく伝える」ためには欠かせない態度です。わたしはビジネススクールで参加者の皆さんと一緒にここを学んでいますが、枠組みを作って考えるということは抽象的なところもあってなかなか理解しづらいですし、お勉強っぽくなると楽しくなくなってしまいます。
そこで、フレームワーク思考の産物である「～の○か条」といった形式のコンテンツ、つまりリストに目を付けました。こういったリストのチカラについては、誰しも経験のあるところです。本書を通じて、
- まずはよくできたリストを楽しみ、
- それが高度な思考の産物でもあることに気づき、
- 自分の思いをリスト化してみることで、その思考態度が身につく
ような体験が提供できたら素晴らしいなあと、願っています。
