自分が面白いと思うことをやることだ。そうすれば友達は寄ってくるよ
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木の上でほしいものを聞かれ「友達」と答えた。すると祖父が「作るのは簡単だ」という。「そんなことはない。僕はみんなに合わせてがんばっているのに」。反抗した私に祖父が投げかけた言葉は「自分が面白いと思うことをやることだ。そうすれば友達は寄ってくるよ」。
木の上のツリーハウス造りが始まった。しばらくすると、私をいじめていた友達が下から興味深そうに眺めている。「登ってもいい?」とたえかねたように聞く友達に私は「登ったら意地悪しちゃだめだよ」とルールを作った。
ジョン・ギャスライト、「海渡り”本立て”の国へ」、日本経済新聞(夕刊) 2007年12月7日
これは、前エントリ「大切だが、すべてじゃない」で引用した部分の続き。
週末に、『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』を読了。 社会起業というのは社会問題を扱うがゆえに、多くの人の協力を得る必要があります。
協力を得るエンジンは何か。逆説的ですが「協力が得られなくても、ひとりでもやり遂げようとする姿勢」だと思います。「自分が面白いと思うことをやることだ。そうすれば友達は寄ってくるよ」のメカニズムが、ここにもあります。
では、ひとりでもやり遂げようとする、強い動機となり得るものは何か。さすがに「自分が面白いと思う」だけでは十分ではありません。それはきっと、以下のような思いでしょう。2年以上前に「意味のあることをしよう」というエントリで紹介したリストですが、再掲します。
- Increase the quality of life (生活の質を上げる)
- Right a wrong (誤りを正す)
- Prevent the end of something good (良いものを終わらせない)
事業の意味(起業家向け) - *ListFreak
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