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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

ぜいたく品への支出増加と、マクドナルドにおける最適オーダー問題

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世の中、ぜいたく品への支出がちょっと増えているらしい。

なぜそう言えるか。以下は「基礎的支出、選択的支出からみたCPIの動向」(今週の指標)によりかかって書いています。

まず、支出を「基礎的な支出」と「ぜいたく品への支出」とに分けます。
具体的には、消費支出が1%伸びても支出の伸び率が
1未満である項目が「基礎的支出」、1以上の項目が「選択的支出」。
「基礎的支出項目」は、たとえば『食料品、電気代・ガス代、日用品等』。
「選択的支出項目」は、たとえば『パソコン、輸入品ハンドバッグ、外食等』。

で、それぞれの推移を見てみる。
詳しくは記事(文末ネタ元参照)に譲りますが、昨年秋くらいから、
「選択的」な支出の割合が増えている。

昨年の暮れに悩んだ末にW-ZERO3の購入を見送ったり、
その半年後に思い切ってW-ZERO3[es]を購入してみたりといった、
超個人的な懐具合の動向も、こういうマクロな流れの中にあると思うと、
我ながらなんとなく微笑ましい。

「選択的支出項目」の中でも、特に伸びた項目が挙げられている。
外国旅行やハンドバッグに続いて「ハンバーガー」があり、これも微笑ましい。

「ハンバーガー」と「選択的支出」という組み合わせで、ハッと来ました。

皮肉った割には月一くらいでマクドナルドに行く僕が、行くたびに悩むことがあります。
それは、大人2人と子供2人で如何に合理的なオーダーをするかという、
マクドナルドにおける最適オーダー問題」。

安直にセット4つでは飲み物が多くなり過ぎる。
割高なポテトを減らしたいところだが、
マクドナルドでいちばん美味しいのはポテトだったりする
(この問題についても改めて論じたい)。当然子供にも人気。
子供もだんだん食べるようになってきた。
しかも、マクドナルドの価格体系はよく変わる。

ちょうど先週もそんな事がありました。
あれこれ考えたがなかなか安くならず、「ま、いいか」とオーダー。

この「ま、いいか」加減が、「選択的支出」の上昇に寄与するわけだ。

▼ネタ元
基礎的支出、選択的支出からみたCPIの動向」(今週の指標)

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