GWの大掃除:Subversoinへの乗り換え
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昨日・今日は暦通り仕事日。ではありますが、連休の真ん中なので、「連休中の仕事日にふさわしいことをしよう」と考え、文書のバージョン管理ツールをCVSからSubversionに変更することにしました。
設定(後述)後、運営している サイトのバージョンアップ作業(←これも、自社認定による「連休中の仕事日にふさわしいこと」であります)を行ってみました。
#折しも、サイト基盤として活用させてもらっているXOOPS Cubeが2日前にバージョンアップしたばかり。相当カスタマイズしているのでバージョンアップに追随していくのが大変です…
まだ自分の必要な機能をすべて試したわけではないのですが、TortoiseSVNというクライアントの使い勝手がとてもいいですね!人気が出ているのも頷けます。
Subversionはバイナリで差分管理している("TortoiseSVN's Features")ので、ソースコード等テキストファイルはもちろん、WordやExcelなどのファイルの管理も可能なところが魅力。CVSでもバイナリファイルの管理は可能なのですが、なんとなく「やればできなくもない」機能という印象があって試していませんでした。
研修/講義資料などは、前回の反省を踏まえて教材を修正していきますからコンテンツがたくさん派生します。そういう文書群もこれで管理してみたくなりますね。
せっかくですから下に設定メモを書いておきます。
- 最初に知っておいて損のないこと
- Subversionクライアントだけでも動く
"Do I need to install Subversion before I can use TortoiseSVN to access SVN repositories?" - バイナリファイルもバージョン管理できる
"TortoiseSVN's Features" - Subversionクライアント(TortoiseSVN)のインストール
Windows向けSubversionクライアントとしては最大手と思われるTortoiseSVNをインストール。 - リポジトリと作業コピーの置き場を決め、リポジトリを作成
- リポジトリを作成する
文書の履歴を格納しておく場所。1サイト・プロジェクト・案件につき1つのリポジトリを作成することにする。手順は下記の通り。- c:\data\svn を作成。リポジトリは手動ではいじらないので、誤ってアクセスしないような場所に置くのもよい
- c:\data\svn 下に リポジトリを格納するディレクトリを作成
(例えば c:\data\svn\project_a) - c:\data\svn\project_a を右クリック。コンテキストメニューから
TortoiseSVN -> ここにリポジトリを作成(Y)...を選択 - 「リポジトリを作成」ダイアログにてリポジトリの格納形式を選択
Berkeley DBかNatvie filesystemを選択できる。サポート文書の比較表を読んで、壊れにくそうなNatvie filesystemに決定 - 参考:"Chapter4.The Repository"
- 作業コピーの置き場を決める
作業コピーが散乱しないように、例えばc:\data\svnworkを作成。その下に project_aなどリポジトリと同じ名前のディレクトリを作成。
- リポジトリを作成する
- ファイルをリポジトリに登録する(Import)
- リポジトリに登録したい文書群のトップディレクトリ(例えば c:\data\projects\a)を右クリック。コンテキストメニューから
TortoiseSVN -> インポート(I)...を選択 - 「インポート」ダイアログの「リポジトリのURL:」フィールドに、リポジトリのURL( file:///C:/data/svn/project_a )を入力し、OKボタンをクリック
- リポジトリに登録したい文書群のトップディレクトリ(例えば c:\data\projects\a)を右クリック。コンテキストメニューから
- リポジトリから作業コピーを取り出す(Checkout)
- 作業コピーを置くディレクトリ(c:\data\svnwork\project_a)を右クリック。コンテキストメニューから
SVNチェックアウト(K)...を選択。
「チェックアウト」ダイアログの
「リポジトリのURL:」フィールドに file:///C:/data/svn/project_a 、
「チェックアウトディレクトリ:」フィールドに c:\data\svnwork\project_a
を入力し、OKボタンをクリック
- 作業コピーを置くディレクトリ(c:\data\svnwork\project_a)を右クリック。コンテキストメニューから
これで運用開始。
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