良いプレゼンの見分け方
»
スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル (Life is beautiful) 経由で、Steve Jobsのプレゼンテーションのビデオを観る。iMacのプロモーションのためのプレゼンテーションで、10分ほどのビデオでした。
プレゼンのテクニックには色々あります。
しかしプレゼンの良し悪しを見分ける方法は非常にシンプルです。
- 語られた内容がどれほど記憶に残っているか?
- で、プレゼンターの語った内容に従って行動したくなったか?
ですよね。
件のプレゼンの目的は、iMacの「良さを伝える」「買ってもらう」こと(多分)。
スライドに字が多かろうと箇条書きが多かろうと語りが訥々としてようと、
この2つが達成できればオーケー。
2つめは聞き手の意思決定に関わる問題で、
プレゼン一本でどうこうできるというものではなさそう。ですので
最低限のミッションとしては1つめになるでしょう。
さて、目を閉じてそのプレゼンを思い出してみると…
ビデオでJobs氏が言っていた3つの特長が、思い出せちゃうんですねー。
これはすごいことだ。英語だったのに。
(個人的な経験値ですが、3時間~1日の研修でも、「何を学んだか?」と
振り返ってみると、明快に語れるのはせいぜい1つから3つでしょう)
作り手の立場で考えて一番難しかろうと思うのは、やはりメッセージを絞り込むこと。
涙を呑んでメッセージを3つに絞る。その3つを伝えるためにあらゆる仕掛けを施す。
そんな舞台裏を想像できるような素晴らしいプレゼンテーションでした。
下記のBlogでは、その洗練を他社のプレゼンテーションと並べて解説しています。
百聞は一見に如かず。興味のある方はビデオと併せてご覧あれ。
Gates, Jobs, & the Zen aesthetic (Presentation Zen)
SpecialPR