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企画力、実行力がわかる簡単な方法

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 社内で、部長昇進の候補者や様々な施策、プロジェクトのリーダーを選ぶ際に、ビジョン/ゴールの共有やコミュニケーション力などと並んで

「企画立案力、実行力」

は重要なコンピテンシーである。

 この戦略企画力と実行力の「ない」人を、見分ける、当たり前で簡単な方法がある。

それは、

「前期に作成したプランをチェック」

する事だ。

 実は、戦略会議(上司のレビュー)で説明が終わって以降、それを一度も見直していない人は以外に多い。見直していないどころか、企画力・実行力のない多くの人が、作成しっぱなしで見てもいないのである。

 戦略会議や上司の「レビューを通すためだけの、実行しない戦略やプラン」を作成し、戦略会議やレビューが通ったら、「どうせ上司たちは忘れる」とタカをくくって実施せず、それとは全く別に考えた自分の「お気に入りの実行プラン」を作成して実施するのである(または何も実施しない)。

 そして、期初のプランを持ち出して理由を聞くと、

「それは、無理なのでやめました」と当たり前のように言ってきたり、

「このアクションがそれです」と、自分が実施している別なアクションに置き換えてごまかしたり

と行った回答をしてくるのだ。

 もちろん、事情が変わって止めることが必要な場合や、戦略を変えることもあるだろう。しかし、それを共有しないで、こっそり変更するようでは、企画力、実行力があるとは言えない。

常にPDCAを回すことがベストだが、そこまでできなくても良い。最低限

・プランを共有して合意を得て、実行プランに展開して実施する

・変更や止める事があれば共有する

・プランの進捗を表すKPIを定期的に共有

・KPIに対してGapが発生したら達成させるためのGap Fill Planを立案して実行する

は最低限行われていなければ、企画力、実行力がある人だとは言えないだろう。

たまたま目標が達成できた人が、実行力があるわけではない。

 もちろん、現実的には、

「上司たちが現実をわかっていないから、形だけ会議を通しておいて、実行プランは別に考える」

ということがあってもいいだろう。しかし、その場合は、自分が実施をコミットしたプランを進めながら、並行して行うべきだ。

 10月というと、下期の後半戦に入ったか下期をプラン作成中の方が多いだろう。

 期初または前期のプランを確認して、自分の企画に対してうまく行っていること、順調なもの、変更が必要なことを見直してみてはどうだろうか。

 この繰り返しが、自分の本当の企画力・実行力の向上につながるはずだ。

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