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社員の時に見ていた店の状況、オーナーになってから見ている店。見ている方角が違うとこんなにも違うコンビニの光と影。お客様とは何にも関係無いところで巻き起こるあれやこれ。(笑

本部社員とオーナーの大人気無い喧嘩

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コンビニを経営していると、本部との関係が問題となることがあります。
契約違反とかではなく単に人間関係の問題です。

平たく言えば、喧嘩です(笑
喧嘩ですので、結局はどっちが悪いとかではありません。
しかし、喧嘩至るには様々な理由があります。って、当たり前ですが(汗

今日は、フランチャイズチェーンならではの、喧嘩の理由などを書いてみます(笑

1)オーナーって50歳前後から始める方が多いのですが、前職で、商売をされていた方は、現在少なくなってきています。どちらかというと、脱サラの人が多いですね。独立理由は、会社員としての将来の不安からというのが多いでしょう。ぶっちゃけ、リストラ組も少なくないのです。それまで、会社員としてある程度の地位にいた人ですから、人から、「教わる」ということに抵抗を持つ方がいます。なんせ、教える側の本部社員は、20~30歳代の若造ですから(笑。そこで、その若造に「これはこうなんですよ!」なんて、偉そうに言われてキレちゃう人が居ます(汗

2)本部社員も、若造なのに口の聞き方を知らないのがいますねぇ。年上のオーナーに平気でタメ口。こっちは、本部社員だから話しているのに、虎の威を借るが如く偉そうな輩が居ます。

3)そんな若造が、単なる本部の伝達だけで偉そうにしていると、目眩がしてくる時があります。一応、本部社員は店舗へのコンサルティングで来ているのだから、役立つことも言えって感じです。

大きな理由は、こんなところです。ところが、こんなちっぽけな理由から、契約書の重箱の隅を突っつくような喧嘩に発展する場合がありますから、たちが悪い!
どれもこれも、人付き合いが下手な方達に起きているので、多くの店は良好な関係でいると思いますが(汗

なぜ、こんな大人気無い喧嘩になってしまうのでしょう。
最大の理由は、本部もオーナーもお互いが単なる取引先だということを忘れているからです。週に1、2回本部の社員が店舗を巡回してきます。毎週毎週顔を合わせますから、気心も知れて時には仕事以上の付き合いに発展していく場合があります。例えば、食事に行ったり、酒を酌み交わしたり、私は、おんにゃにょ子のいるお店に、オーナーと遊びに行ったりしたこともありました。
特に、オーナーは外の世界から隔離されています。結構、孤独なんです。
男って、会社を去ると友人?が減りますからねぇ。親身に話を聴いてくれるのは、本部の社員位なのですよ(笑

社員も社員で孤独なんですよ!
店に行っても、言ったこともやらずにダラダラしているオーナーの話を聞かなくちゃいけないし、上司からは数値を追われるし、仲間はみんな外に居ますから、自分独りで解決しなくちゃいけないしで(汗

そんな中、お互いが立場を忘れワガママになると、喧嘩になるのです。

そこで、元社員のオーナーである私が、万が一喧嘩になっても負けない方法を伝授!
(負けないと言っている時点で大人気ないですが笑)
◯数値を作ってあげましょう
本部も会社です。色々な予算があるものなのです。数値を作れる店舗は、本部社員は大切にします。多少のワガママは聴いてくれるようになりますから(笑
◯地区の責任者と仲良くなろう
地区事務所に、定期的に行って地区事務所の責任者と仲良くなっておきましょう。いざという時は、決裁権限を持っている人との付き合いは助けになります。

ただし、仕事もせずにプラプラ遊んでばかりいたら、だれも助けてくれませんよ!

社員も、同じです。やることをやっていれば、喧嘩になっても会社は守ってくれますよ
多分、キット、わからないけど(笑

えっ、私ですか?
一応、上手く付き合っていると思いますよ。なんせ、来る本部社員のほとんどが、色々面倒を見てあげた後輩たちですから、今でも、後輩の愚痴を聴いてあげてますよ(笑
何度か、付き合いづらい人が来た時は、なぜか短期間で転勤や担当変更してしまったので喧嘩にはなりませんでした(笑


【追記】7月7日
フッ、舌の根の乾かぬ内に大人気無い喧嘩を始めるところだった
軽く無茶を言われた。このブログを書いてなかったら、おっぱじめてるところだったです(;^ω^)



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