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仕事に絡んだ四方山話などを徒然にと思いつつも、読んで興味深かった本ネタが多くなりそうでもあります。

【雑感】喋る方法だけではなく、話す内容も学びたいですね。

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 昨年の話になりますが、英語が小学5年生から教科化されるとの提言が出されていました。2020年の東京五輪などを考えると、現在小学2年生の息子が英語に対する免疫をつけてくれるかなとの点では賛成です。ただ、その目的が“グローバル化への対応”ってだけでは、やや懐疑的になったりも。

 というのも「母国語(と母国の文化)をしっかりと身につけないと、幾ら語学が堪能になったところで上っ面で終わってしまうだろう」と見ているからです。英語が喋れても、実際に伝えたい内容が話せないと、なんだかなぁ、、となるでしょうし。

 なんてことを『子どもの教養の育て方』辺りを読みながら思ったのですが、母国語を身につけていくには、背景となる「母国の文化」に対する理解と肌感も必要とされるのではないかな、と。そういった意味では、同じタイミングで“「道徳」の教科化”“高校での日本史必修化”の方針が出されている事は、なかなかに興味深く見ています。

 安倍政権は“外交・安保に強い”とのイメージがありますが、個人的には第1次の頃から「教育分野」での対応に結構注目しています。教育基本法の改正が成ったのもその時でしたし、このまま教育についても大ナタが振るわれていくと、“イロイロな呪縛”から解き放たれていくのかなと、徒然に。

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