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言葉は怖い、知らないうちにすれ違っていたようだ

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先日、うちの社長から「エンジニアは、と枕詞を付けると言い訳にしか聞こえなくなるので、やめたほうがいい」と言われました。雑談レベルですが。

正直ゾッとしました。こちら側(エンジニアの現場)としては何かしらの課題を抱えていて、それを伝えるために身近な例として「エンジニアは」という枕詞が付いた話がちょいちょい挙がるだけなんですが。。

その話の本質は異なる

一方的に考えを相手に押し付けているように聞こえる言葉があります。

「エンジニアは◯◯だからこのようにしたい」「経営視点でみれば◯◯だからこうすべき」「社員は〜」「アルバイトは〜」・・・

自分の立場の視点だけで話をすると、否定的に感じることが多いです。しかも理屈が不鮮明であればなおさらです。

エンジニアあるあるだと思いますが、「エンジニアは」という言葉の裏には「理解してほしい」というのが本質ではなく「時間が足らない」「上手くやりたいけど出来ていない」「このままだとクレームになる」などの課題があり、それに対してアドバイスや助けて欲しいというメッセージだったりします。

また、経営側から発信される言葉に対して「それだとお客様に満足していただけないかも」と感じるという話も良く聞きます。それよりも「会社を飛躍/維持するための売上/利益」「戦略上の1ステップ」などに焦点が当たっていたりします。

後者は会社が大きくればなるほどよく聞きます。

どちらにしてもこれらは間違いなく話し手に大きな問題があります。

そんなことは当たり前なので、今回はあえて聞き手の方に焦点を当てます。

勝手にバイアスが掛かってる

相手のポジション、経験、性格から言われるとイラつく言葉がいくつもあります。そのため、多くの人は「イラついた言葉」に対してお前の認識は違うぞ、ということを切々と説いていきます。

そうなると変な会話の噛みあわさりになり、話し手が相談したいこと、言いたいこととはかけ離れたところに向かっていきます。

単純に相手のポジション、経験、性格などから「勝手にバイアスを掛けて言葉をピックアップしている」だけに過ぎません。まさか自分自身で論点をずらしているなんて、気付きもしていません。

プログラマー的に言えば、必要もないチェックサムを計算して、正しいチェックサムの値がわからないのにこのデータはエラーがある!と言っているようなものです。

意識している"つもり"

今回特に感じたのは、相手の立場を尊重することは大事だが、それと同時に相手に対してバイアスが掛かることもっと意識するべきということ。

そんなの当たり前の話だし、そこまで馬鹿じゃないと大体の人は思っているでしょうが、その過信があるからこそ気がつけていないんじゃないでしょうか。

自分自身振り返ってみると、条件反射で否定できるキーワードこそ気をつけた方が良いと感じています。

バッサリと切り捨てたくなる気持ちもよくわかりますが、バイアスが掛かっていることを意識して聞いてみると本当の論点が見えてきて良い会話ができるかもしれません。

# とは言え、聞けば聞くほど聞きたくもないグチだったというオチもよくありますが。。

まとめ

正直「話し手8:聞き手2」ぐらいの割合で圧倒的に話し手の方が悪いと思っています。

そのため、話し手がちゃんと論点を整理して話せれば良いですが、飲み会とか雑談でポロッと言ってしまうこともあるでしょうし、精神的に追い込まれると上手く話せない人も多くいます。

そんな中で本人ではどうでも良いと思っていることも、相手はとても不愉快に思って簡単にすれ違ってしまうのかな、と感じました。

話し手だけではなく、聞き手でもコミュニケーションを円滑にさせる方法はいくらでもありますし、その中の一つの考え方として参考になればと思います。

また、私自身もこれを機に考え方を改めたいと思っています。

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2016/3/11 17:36 言葉足らずの部分があったため、修正しました。

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