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大量消費をボイコットしはじめた生活者視点からのインサイトメモ

クリエイティブについて(ブランディングの話その13)

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友人たちとの対話より:

スタンリー・キューブリック:《何が必要か、常に分かっているわけではない。しかし何が私にとって不要か、それは明白である。(I do not always know what I want, but I do know what I don't want.)》


最近、「人間」と「自然」は分離・乖離しているのではなく、自分は「地球の一部」なのだという実感があります。

人間は、謂わば地球の表面に棲む一種の「常在菌」として、地球の「思考」の一端を担っているのではないかと。(腸内の常在菌が消化を担っているのと同様に)

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クリエイティブがモノを造る(デザイン・設計する)ときに、そのモノから感じる気迫というものは、やはり「神に対する挑戦」というようなことなのだと思います。そのように意識する・しないに関わらず。

宇宙や地球上において物質や現象のカタチを創造したのは「神」である。であるならば、人間が今ここでモノのカタチを造ろうとする試みは、「神への挑戦(近づこうとする努力)」である。というような意味において。

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